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国際政治・世界事情

3258チバQ:2011/10/24(月) 23:57:24
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20111024-00000038-jnn-int
リビア「全土解放宣言」、地域間で対立も
TBS系(JNN) 10月24日(月)18時43分配信

 カダフィ大佐の死を受けて、リビアの新しい国づくりを担う国民評議会は23日、リビア全土の解放を宣言しました。一方、大佐の死をめぐって、地域や部族間の対立などの問題が、改めて表面化しています。

 23日、リビアの国民評議会は、拠点としてきた東部ベンガジで全土の解放を宣言しました。

 「胸を張れ、我々は自由なリビア人だ」(国民評議会 ゴガ副議長)

 人々は42年にわたった独裁からの解放にわきました。一方、最後の戦いの場となった中部の町シルトは廃墟と化しています。道路に散乱する薬きょう。無残に破壊された建物が激しかった戦闘の痕跡を生々しくとどめています。カダフィ大佐が拘束された場所には、多くの市民が訪れていました。

 「(私たちをネズミと呼んだ) カダフィが隠れていた場所を見に来た。ここに隠れていたカダフィは一体何なんだ!」(市民)

 「高さ1メートルもないです、 かなり狭いです。カダフィ大佐はこの中にけがをした状態で隠れるように潜んでいたということです」(記者)

 訪れていたのは、カダフィ大佐の死を喜ぶ人ばかりではありませんでした。

 「悲しさでいっぱいです。カダフィ大佐を誇りに思っています。彼はシルトで生まれシルトで死んだ殉教者です」(カダフィ派の市民)

 大佐の出身地であるがゆえに、国際会議場が造られるなど、優遇されてきたシルト。すべてが破壊された今、復興作業から取り残されるのではという住民の不安は大きいのです。

 「シルトはもう住める場所ではありません。全部破壊されました。これから先、どうなるのか分からない」(シルトに住んでいた人)

 一方、西部の町ミスラタの市場にはカダフィ大佐の遺体が安置され、見物に来た市民が列を作っています。

 「神は偉大です、感謝します」(地元の市民)

 「42年間続いた独裁体制のはてにたどりついた場所が、この肉の保管庫です。死から4日目になり、腐敗臭を漂わせています」(記者)

 検視をした医師は、死因を頭部に受けた銃撃と結論づけました。

 カダフィ大佐の遺体がここにあるのは、大佐を拘束した兵士の中にミスラタの出身者が多かったからです。このことについて、ほかの地域からは遺体を地元に持ち去ったと批判が出ています。しかし、遺体の保管に当たる兵士は、こう反論します。

 「批判をする人たちはミスラタに多くのロケット砲が撃ち込まれたことや、多数の死者・負傷者が出たことを忘れています。 多くの犠牲を払ったのだから多くの見返りがあって当然です」(遺体保管の現場責任者)

 背景には、カダフィ派との戦闘で大きな犠牲を払ったにもかかわらず、新政権の主導権をベンガジなど、ほかの地域に奪われてしまうことへの警戒感があります。共通の敵を失ったことで響き始めた新たな不協和音。国民評議会は1か月以内に暫定政権を発足する意向ですが、地域、部族間の対立が根強いリビアで、どのように国づくりを進めていくか、困難な課題が突きつけられています。(24日17:53)


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