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国際政治・世界事情

3181チバQ:2011/10/11(火) 19:16:59
http://mainichi.jp/select/world/news/20111011dde007030115000c.html
エジプト:国軍がコプト教徒と衝突、25人死亡 前政権崩壊後、最悪
 【カイロ和田浩明】エジプトの首都カイロで9日夜から10日未明にかけ、キリスト教の一派コプト教の住民と、国軍などが衝突した。保健省によると25人が死亡、329人が負傷し、ムバラク前政権が2月に崩壊して以来最悪の騒乱となった。コプト教徒は暫定統治中の軍最高評議会に対する抗議デモを展開しており、11月末の総選挙に向けた大きな不安材料が浮上した。

 コプト教徒は人口の約1割の少数派だが、ムバラク時代から多数派のイスラム教徒との衝突が散発。9日も、南部アスワン県で起きた教会の建設をめぐる襲撃事件に抗議するデモを行っていた。

 人権活動家のムニール・ワハバさん(48)ら複数の参加者によると、市中心部シュブラ地区からの行進中に身元不明の集団から投石を受けるなどし、国営テレビ付近で警備の軍部隊が威嚇発砲。さらに装甲車が突っ込んで複数の参加者をなぎ倒した。これに対し、デモ隊側も投石するなどして衝突に発展。反コプト集団も乱入、周辺の車にも放火された。

 シュブラ地区の病院の看護師によると、コプト側の死者17人を受け入れたが、多くは銃弾を受け、車にひかれたような損傷のある遺体もあったという。被害の大きさに反発したコプト側は10日、数千人がカイロ市内の教会で行われた被害者追悼ミサに集結、タンタウィ軍最高評議会議長の辞任を要求した。

 一方、国営テレビは「デモ隊が先に攻撃した」との兵士の発言を報道。カイロ中心部は一時、外出禁止令が発令された。シャラフ首相は10日、緊急閣議を開催。早期の真相究明や、宗教上の差別に対する罰則の導入などを発表したが、デモが収束する気配はない。コプト教徒の間には、ムバラク政権崩壊後にイスラム保守派が台頭して差別が悪化したとの認識が強い。弁護士のピーター・ナガー氏は「政府の対応の遅れが宗教対立を悪化させた」と指摘した。

毎日新聞 2011年10月11日 東京夕刊


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