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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

3177チバQ:2011/10/10(月) 14:09:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111010-00000081-san-int
欧州安定化基金拡充策 スロバキア、否決の可能性
産経新聞 10月10日(月)7時55分配信

 ■11日議会、ギリシャ批判噴出

 【ロンドン=木村正人】ギリシャ債務危機の防波堤となる欧州金融安定化基金(EFSF)拡充策の採決が11日、スロバキア議会で行われる。欧州単一通貨ユーロ圏17カ国中、議会承認を残すのはスロバキアとマルタの2カ国だけだが、2年前にユーロ加盟を果たしたばかりのスロバキアではギリシャ批判が高まり、議会承認が危ぶまれている。否決されれば市場がパニックを起こす危険性がある。

 「誰彼なしに金を借りたがっているのは? ギリシャ人」「誰に対しても金を貸したくないのは? スロバキア人だ」。スロバキアではこんなビールのTV広告が人気を集めている。

 ユーロ圏は7月、ギリシャのデフォルト(債務不履行)を想定してEFSFの融資枠を2500億ユーロ(約25兆6千億円)から4400億ユーロに拡充することで合意し、各国での議会承認を進めている。

 スロバキアの負担額は44億ユーロから国内総生産(GDP)の約1割に当たる77億ユーロに増えるため、国内では「どうして貧しい小国がぜいたくな国を助けなければならないのか」との不満が渦巻く。同国の世論調査でEFSFの拡充に賛成しているのはわずか38%だ。

 市場原理主義を信奉する与党第2党・自由と連帯は「財政破綻国を救済するのは間違い。債務危機を解消すると言って借金を膨らませるだけだ」と反発。賛成の条件として同党はEFSFの運用を点検する委員会の設置や2013年半ばに発足する恒久の救済枠「欧州安定化メカニズム」への不参加を挙げたが、ラディツォバー首相は拒んでいる。

 連立与党は10日、最終調整を行うが、協議は暗礁に乗り上げる恐れが強く、11日の議会承認が危ぶまれている。

 自由と連帯が反対した場合、否決を避けるため最大野党のスメルが最終的に賛成に回る考えを示しているが、ラディツォバー政権が解散・総選挙に追い込まれるのは必至だ。

 欧州の債務危機は金融危機の兆候を示しており、国際通貨基金(IMF)は金融破綻を防ぐには2千億ユーロの資本注入が必要と指摘。EFSFの拡充策がスロバキア議会で否決されて融資枠が2500億ユーロのままなら、たちまち資金不足に陥り、市場の不安心理に一気に火がつく恐れがある。

 銀行への資本注入で9日にベルリンで会談したメルケル独首相とサルコジ仏大統領の意見対立も表面化しており、ユーロはまさに満身創痍(そうい)の状態だ。

3178チバQ:2011/10/10(月) 14:09:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111010-00000003-maiall-int
<欧州危機>揺れる世界経済 安定化基金拡充、命運握るスロバキア 議会承認危うく
毎日新聞 10月10日(月)11時30分配信

 ◇あす採決

 【ウィーン樋口直樹、ロンドン会川晴之】ユーロ圏諸国(17カ国)が7月の首脳会合で決めた欧州金融安定化基金(EFSF)の機能拡充策の議会承認が大詰めを迎えている。全加盟国の承認が必要で、残るはマルタとスロバキア。マルタは10日承認の予定だが、11日採決を予定するスロバキアでは、連立与党の一角が反対を表明、承認が危ぶまれる事態に陥っている。否決なら市場の大混乱は必至で、ユーロ圏の将来はスロバキアの判断にかかっている。

 ギリシャより貧しいスロバキアが、なぜ、豊かなギリシャを救済しなければならないのか−−。09年1月に16番目にユーロに加盟したスロバキア。国際通貨基金(IMF)によると、09年の1人当たり国内総生産(GDP)は、ギリシャの約半分の1万6282ドルと、エストニアに次いでユーロ圏で2番目に低い。EFSFの拡充で最大負担額は77億ユーロに増えるが、これはGDPの10%以上に当たる。

 スロバキア議会(150議席)のうち、連立与党の議席は77議席と、半数をわずかに上回るに過ぎない。その中で、21議席を有する第2与党の「自由と連帯(SaS)」が「火事を送風機で吹き消すことはできない」(シュリク党首)と反対の姿勢を示す。最大野党「スメル(道標)」も総選挙の早期実施を確約しなければ反対と表明、ラディツォバー首相は窮地に立たされている。

 もし否決された場合は、EFSFの機能拡充は当面できなくなる。スロバキア政府は再び承認を求めるとみられるが、いつ承認されるのか時期はまったく見えない。また、ユーロ圏諸国は機能拡充できない場合の対応策を決めておらず、欧州危機対策は宙に浮く。

 首相は連立解消も視野に最後の説得を続けているが、SaSは「ギリシャは破産を宣言し、イタリアは節約を始めなければならない」と訴え、支持率を伸ばす。現地外交筋は「SaSの内部分裂を誘うか、連立組み替えしかない」と分析する。

  □  □  □

 一方、独仏両国で、EFSFの利用方法をめぐる新たな対立も表面化している。EFSFの機能拡充が全加盟国で承認されれば、総額4400億ユーロ(約44兆円)の資金の一部を、金融機関の資本増強に使えることになる。仏ベルギー系大手銀行デクシアが解体に追い込まれる中、各国政府は資本増強策を迫られている。

 だが、公的資金を投入すれば、財政赤字が増加する。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは7日、デクシア救済に取り組むベルギー国債の長期信用格付けを「格下げの方向で見直す」と発表、ユーロ圏諸国の動揺を誘った。

 来春に大統領選を控えるサルコジ仏大統領は、国民に不人気な公的資金投入を避け、EFSFの資金を利用したい考えが強い。一方、ドイツのメルケル首相は5日の会見で「金融機関の自助努力、公的資金投入、EFSFの利用の順だ」と、EFSF資金の活用は「最後の手段」との原則論を主張し、意見は食い違いを見せる。

 オバマ米大統領は6日、11月の主要20カ国・地域(G20)首脳会議までに欧州側の対応をまとめるよう強く求めた。ユーロ圏諸国に残された時間は、刻一刻と少なくなっている。


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