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国際政治・世界事情

3149チバQ:2011/10/06(木) 20:41:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011100602000023.html
ギリシャ大規模ゼネスト 2大労組 政府の緊縮策に反発
2011年10月6日 朝刊

5日、大規模なゼネストがあったギリシャのアテネで、政府の緊縮策に反対し行進する労働者ら=野村悦芳撮影


 【アテネ=野村悦芳】深刻な財政危機に陥っているギリシャで五日、政府の緊縮策に反対する官民二大労組の連合組織が二十四時間のゼネストを実施、数万人がデモ行進した。首都アテネの国会議事堂前では、デモ参加者の一部と治安部隊による小競り合いが起きた。首都の国際空港が閉鎖され、交通も混乱した。

 「これ以上国民を苦しめるな」と書かれたプラカードを掲げた労働者や失業者、学生らが同日午前、首都中心部の広場から、政府批判を連呼して行進した。AFP通信によると、治安部隊は、投石を繰り返した若者らに対し、催涙ガスを発射した。

 デモに参加した国立病院勤務のコロボス・ザイリアスさん(54)は「政府が大企業と金持ちを優遇している間にこんなことになった」と怒りをにじませ、「給料は二年で四割もカットされた。外食どころか、外出するための交通費もない。もう限界だ」と嘆いた。

 同国は九月、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)からの融資と引き換えに、公務員の三万人削減や年金受給者の支給額減など厳しい財政赤字削減策を決定した。しかし、すぐに目標値に届かない見通しを発表。EU内でも、ギリシャの政治、経済や国民性に対する不信感が消えないままだ。

 デモ参加者の一人で、失業中の女性カテリナ・パトリクーさん(35)は、国外から向けられている厳しい視線を認めた上で「大半の労働者は勤勉。外国人は真実を知らない」と反論。「私たちを貧困に導いているとしたら、ギリシャにEUは必要ない」と話した。

 今回のゼネストにより、アテネ国際空港は五日の便の大半がキャンセルとなったほか、博物館や病院、学校、裁判所、交通機関でも閉鎖や営業停止が相次いだ。十九日にはさらに規模の大きいゼネストが予定されている。


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