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国際政治・世界事情

3142チバQ:2011/10/04(火) 21:37:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111004-00000073-mai-int
<イラン>言論弾圧再び加速 新聞発禁、記者拘束
毎日新聞 10月4日(火)20時7分配信

 【テヘラン鵜塚健】イラン当局のメディア統制が再び厳しくなってきた。9月は政府に批判的な新聞と雑誌が発禁処分となり、さらに英BBC放送に映像や情報を提供したとしてイラン人6人が逮捕された。統制は09年6月の前回大統領選後の騒乱を機に強まり、その後は緩和されていた。来年3月の国会議員選挙を前に、政府は国内の不安定化を恐れ、再び引き締めに乗り出したとみられる。

 イラン人記者は毎週月曜日を「暗黒の月曜日」と呼ぶ。新聞や雑誌を検閲する「報道監督委員会」が開かれるからだ。9月12日には改革派系週刊誌シャハルバンデ・エムルーズの発禁処分が決まった。今年6月に復刊したばかりだった。アフマディネジャド大統領側近に対する批判記事が原因とみられる。

 テヘラン検察も同じ日、改革派紙ルーゼガールを2カ月の発禁処分にした。改革派のハタミ前大統領への取材記事を掲載したことが背景にあるようだ。

 9月中旬には、イランの伝統文化を取り上げたBBCペルシャ語放送のドキュメンタリー番組の制作に協力していたとして、フリーのディレクターら6人が逮捕された。当局はBBCを「英国の情報機関」とみなす。

 非営利団体「ジャーナリスト保護委員会」(本部・米国)によると、昨年12月末現在、イランは、国内で34人の記者が拘束され、「世界最悪のジャーナリストの墓場」と呼ばれる。今年6月には、禁錮10年の判決を受け服役中の雑誌記者の男性(52)がハンガーストライキを続け死亡した。

 外国メディアへの締め付けも厳しさを増している。政府は昨年末以降、スペイン紙など少なくとも欧州メディア2社の記者を国外退去処分にした。また今春以降、外国人の記者証の交付や更新の際には「いかなる取材も政府の許可を得る」「テヘランから出る際は48時間前に届ける」などの規則を守るよう記者に誓約させている。

 イランの宗教指導体制は最高指導者を頂点とするが、その下では大統領や国会、宗教勢力がさまざまな形でけん制し合い、各勢力がメディアを政争に利用している面がある。

 現在、政権を握る保守派内では内部対立が激化し、大統領の影響力が低下。保守派内の反大統領勢力の意向を受けたメディアが盛んに大統領批判を展開しても容認されている。だが、政権自体に反発する改革派メディアは厳しく監視され、処分を受けやすい。

 メディア統制に関し、サマレハシェミ大統領筆頭顧問は毎日新聞の取材に「イランは最も言論の自由がある国の一つで、ジャーナリストは市民以上に権利が保障されている」としている。


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