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国際政治・世界事情

3137チバQ:2011/10/03(月) 23:59:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111003/erp11100308030000-n1.htm
プーチン首相、大統領に復帰 露報道、際立つ異質さ
2011.10.3 08:02 (1/4ページ)

ウォールストリート・ジャーナル(米国)
 ロシアのプーチン首相(前大統領)が来春の大統領選への出馬を表明した。プーチン氏と「双頭体制」を組んできたメドベージェフ大統領は首相に就任する見通しでプーチン氏の大統領復職は確実だ。対露関係の「リセット」を進める米国や欧州が警戒や懸念を強める中、当のロシアでは「国の発展を保証できる」と肯定的な報道がほとんどで、異質さを際立たせた。

                   ◇

 ▼ウォールストリート・ジャーナル(米国)


米露関係の曲折は避けられない


 9月26日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは1面に解説記事を掲載し、時に米国への対決姿勢を示すプーチン首相の大統領復帰で、オバマ米政権が推進してきた米露関係の「リセット」は岐路に立たされかねないと論じた。

 解説記事は内部告発サイト「ウィキリークス」に暴露された米公電で、ロシアが「(プーチン氏が動かす)実質的なマフィア国家」と言われていたことを引用、米国はメドベージェフ大統領の「融和姿勢をプーチン氏の対決スタイルよりも明らかに支持していた」と指摘した。

 米国がプーチン氏の復帰で最も警戒するのが、欧州で進めるミサイル防衛(MD)への影響だ。解説記事はプーチン氏を「メドベージェフ氏以上に(現行のMD計画に)懐疑的」と分析し、米国側が拒否している北大西洋条約機構(NATO)とロシアのMDシステム統合をごり押ししてくる可能性を懸念する。

 オバマ政権が後押しするロシアの世界貿易機関(WTO)加盟問題でも、加盟を推進してきたメドベージェフ氏に対し、プーチン氏は「保護貿易を唱えている」と失望を隠さない。

 とはいえ、米政府もプーチン氏の復帰を見越して、オバマ大統領やバイデン副大統領の訪露の際にはプーチン首相と会談するなど、あからさまな“メドベージェフ傾斜”は控えてきた。

 一方で、オバマ氏は年齢が近く、ともに法律家でもあるメドベージェフ氏との親密ぶりを折に触れアピールしており、プーチン氏の側近に「首相が軽視されてきた」と感じる向きは少なくないと記事は指摘する。

 オバマ政権高官は「だれが次のロシア大統領になろうとも米露関係のリセットを続けていく」と平静を崩さないが、両国関係の曲折は避けられない状況に直面している。(ワシントン 犬塚陽介)

                   ◇

 ▼フィナンシャル・タイムズ(英国)


ロシアにとっての「危険な一歩」


 英紙フィナンシャル・タイムズは9月26日付の社説でソ連崩壊から20年を迎えるロシアの民主主義について「プーチン氏という1人の有権者が来年3月の大統領選でプーチン氏が返り咲くことを決めた」と皮肉るとともに、プーチン氏が通算3期目の大統領に就任することに強い懸念を示した。社説は、プーチン氏の人気はかつてほどではないとしながらも、ロシアの政治システムは厳重な管理下に置かれ、プーチン氏を脅かす対立候補は今後も現れないだろうと指摘する。


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