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国際政治・世界事情

3136チバQ:2011/10/03(月) 23:26:17
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011100302000024.html

カダフィ大佐旧邸 観光スポットに
2011年10月3日 朝刊

 【トリポリ=今村実】リビアのカダフィ体制崩壊から一カ月余り。かつて強権支配の象徴として国民に恐れられた首都トリポリにある元最高指導者カダフィ大佐の要塞(ようさい)「バーブ・アジジヤ」地区は土産物店が並ぶ観光名所になっていた。大勢の市民が訪れて自由を謳歌(おうか)する一方、暫定政府発足が大幅に遅れている事態に不満の声も聞かれた。

 「いい商売になるよ。売り上げは一日に百リビアディナール(約六千円)だ」。カダフィ氏の元邸宅前で仲間と露店を開く高校生(16)は胸を張った。

 元邸宅前には午前中から百台以上の車が駐車し、多くの家族連れらが続々と訪れる。露店には反カダフィ派の象徴である三色旗をデザインしたTシャツ、時計、キーホルダーなどがずらりと並ぶ。

 二階建ての元邸宅はカダフィ氏がバルコニーから何度も演説した場所。いまは内部の壁や天井まで完全に破壊され、旧体制に対する市民の怒りが表れていた。壁には無数の落書きも。「カダフィ、墓はもう掘ってやった」「おまえはネズミの中のネズミだ」−。

 敷地は高さ数メートルの防御壁に囲まれ、面積は約六平方キロ。カダフィ氏自慢のテントは小さな体育館ほどの広さがある。天井にぶら下がった金色のシャンデリアの残骸だけが、往時をしのばせていた。

 トリポリ近郊から家族五人で見物に来た運転手のムハンマドさん(36)は「雲の上を歩いているよう」と興奮気味だ。大学卒業後も定職がなく、苦しい生活を強いられてきた。

 「今後は子どもたちに圧政を体験させたくない」と願う。暫定政府発足の見通しが立たないことには「部族対立などで再び内戦になってしまわないか不安」と顔を曇らせた。

 トリポリ在住の男性(32)は激戦地の北西部バニワリードから一時帰還。「政治家は多くの犠牲者を忘れてはならない。権力闘争をやめ、前線の兵士らの支援に尽力すべきだ」と語り、暫定政府の早期発足を求めた。


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