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国際政治・世界事情

3128チバQ:2011/10/01(土) 09:16:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110930-00000083-mai-int
<米国>パキスタンと亀裂 アフガン武装勢力との関係巡り
毎日新聞 9月30日(金)19時52分配信

 【ワシントン海保真人、カブール杉尾直哉】パキスタン軍情報機関とアフガニスタンの武装勢力「ハッカーニ・ネットワーク」の関係を巡り、米国とパキスタンの間の亀裂が深まっている。米国はハッカーニ派の幹部を経済制裁の対象に加え、パキスタンに掃討を迫っている。これに対して、パキスタンは「(米国の)圧力は受け入れられない」と反発しており、「対テロ戦争」で事実上の同盟関係にあった両国関係はきしみを立てている。

 米・パキスタン関係は今年5月、イスラマバード近郊に潜伏していた国際テロ組織「アルカイダ」の最高指導者ウサマ・ビンラディン容疑者が米軍に殺害されて以来、悪化している。最近のいさかいは、米軍制服組トップのマレン統合参謀本部議長がハッカーニ派について「パキスタン軍情報機関ISIの支援を受けている」と発言したのがきっかけだ。

 ハッカーニ派はパキスタン北西部の部族支配地域を拠点とし、9月13日、カブールの米国大使館を襲撃したほか、20日に起きたラバニ元アフガン大統領暗殺事件でも関与が疑われている。

 クリントン米国務長官は28日の記者会見で、ハッカーニ派を国際テロ組織に指定することを検討していると述べた。また、米政府は29日、ハッカーニ派の司令官、アブドル・アジズ・アバシン幹部の米国管轄下の資産を凍結し、米国の団体・個人に取引を禁じた。米財務省によると、アバシン幹部はハッカーニ最高指導者から指令を受けてアフガン東部でタリバンの戦闘部隊を指揮しているという。

 一方、パキスタンのギラニ首相は29日、イスラマバードの首相府に与野党の指導者や軍高官を集め、悪化している対米関係を話し合う会議を開いた。ギラニ首相は「(米国が)パキスタンに『もっと行動しろ』と圧力をかけることは受け入れられない」と述べ、米国の圧力には屈しない姿勢を示した。

 会議でギラニ首相は「米国との認識の違いは建設的な対話で解決すべきだ」と米側との接触を続ける姿勢を示す一方、「我が国の国益を守らなければならない」と主張した。パキスタン政府は「パキスタン・タリバン運動」など国内テロ組織の攻撃に悩まされており、ハッカーニ派を新たな敵にしたくない思惑があるとみられる。

 会議に出席したパシャISI長官はロイター通信に「我々はハッカーニ派に一銭も払っていないし、銃弾一発たりとも提供していない」と支援を否定した。


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