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国際政治・世界事情

3101チバQ:2011/09/26(月) 19:50:40
http://mainichi.jp/select/wadai/archive/news/2011/09/22/20110922dde041040002000c.html
銀輪の死角:欧州の取り組み/3 ロンドン(イギリス)
 ◇五輪に向け整備
 先進的な施策を試みながら課題も抱えるのがロンドンだ。

 昨年5月、ボリス・ジョンソン市長は「自転車革命」構想を発表した。狙いは、車の渋滞緩和や大気浄化による環境改善▽市民の健康増進▽地域経済活性化−−の三つ。主要施策として「自転車スーパーハイウエー」と呼ぶ自転車レーンの設置や、自転車専用信号機の新設、レンタサイクル施設=の整備などを次々と打ち出した。

 スーパーハイウエーは市中心部から周辺部へ放射状に延びる自転車レーンで、既に4本(全長約38キロ)が設置され、15年までに12本を完成させる予定。レンタサイクルは市内361カ所に約5000台配置し、スーパーハイウエー沿いなどに駐輪場を5000カ所新設した。五輪を開催する来年にはメーン会場がある市東部にも拡大して自転車の数を8000台まで増やし、駐輪場を市内全体で6万6000カ所まで整備する計画だ。

 市内の案内標識には目的地までの距離ではなく自転車での所要時間を記したものも目立つ。「車なら渋滞で時間がかかるが、自転車ならスムーズに到着できる」とPRするためだ。

 ただし、市街地では自転車レーンはまだまだ少なく、スーパーハイウエーも車と並走するため、車がコースに進入したり、駐車していたりする。自転車愛好家などからは「自転車専用路として車道から分離すべきだ」との批判の声もあがる。

 ロンドンはもともと車で通勤する人が多く、バスも発達。市民が自転車に関心を持ち始めたのはここ10年くらいとされる。今年6月に訪れたトヨタ自動車の亘理章IT・ITS企画部主査は市の熱意を感じる一方、「自転車政策は初期の段階」と感じたという。

 ジョンソン市長のスポークスマンも「世界の大都市の中で最善の自転車都市に向かっていると考えている」とコメントしたうえで、現状を冷静に受け止めていた。「課題が残るのも事実だ。特に、自転車利用者の安全をいかに確保していくかには、大きな注意を払っている」=つづく

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 情報やご意見、体験談をメール(t.shakaibu@mainichi.co.jp)、ファクス(03・3212・0635)、手紙(〒100−8051毎日新聞社会部「銀輪の死角」係)でお寄せください。

毎日新聞 2011年9月22日 東京夕刊


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