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国際政治・世界事情

3031チバQ:2011/09/17(土) 09:30:59
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/09/16/20110916ddm003020095000c.html
クローズアップ2011:債務危機深刻化 ユーロ死守へ瀬戸際
 ギリシャ危機を発端とする欧州債務危機が深刻化している。「第2のリーマン・ショック」への警戒が市場に強まり、世界経済の「二番底」懸念が広がる。15日には欧米日の中央銀行が欧州の金融機関の資金繰り対策のためドル資金供給の拡大を決定。欧州連合(EU)は16、17両日に財務相会合などをポーランドで開き、「ユーロ死守」へ危機回避の方策を探る。欧州の経済統合の実力が試される局面を迎えている。【ロンドン会川晴之、ローマ藤原章生】

 ◇各国足並みそろわず
 「ギリシャは今後もユーロ圏にいると確信する」。14日、ドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領はギリシャのパパンドレウ首相との電話協議で強調し、ギリシャのユーロ圏からの離脱を否定した。欧州内にくすぶる「ギリシャ排除論」を退ける狙いがあり、日米欧の株式市場は好感して上昇した。

 ユーロ圏諸国は7月21日の首脳会議で1600億ユーロ(約16兆8000億円)のギリシャへの第2次支援策を決定し、ギリシャのデフォルト(債務不履行)の危機を回避した。ところが、9月にギリシャは欧州の景気減速を背景に11年の財政再建目標の達成が困難となったことを明らかにし、危機が再燃した。

 こうした状況の中で一部のユーロ圏諸国ではギリシャ排除論が公然化。EU経済のけん引役であるドイツなどでは「タブーはない。ギリシャの秩序ある破綻も含む」(レスラー独経済技術相)、「ユーロ脱退を強制できる制度を設けるべきだ」(オランダのルッテ首相)などの強硬発言が相次いだ。

 仮にギリシャ国債がデフォルトになれば、同国債を保有するイタリア、フランス、ドイツなど欧州大手銀行の経営危機が連鎖し、世界経済をパニックに陥れた08年秋のリーマン・ショックの再現ともなりかねない。

 第2次支援は、ギリシャ追加融資のほか欧州金融安定化基金(EFSF)の機能拡充や、危機に陥った諸国の国債を購入できる制度の新設なども盛り込んでおり、16日から開催される財務相会合では、各国に議会承認手続きを急ぐよう求める一方、ギリシャに一層の財政再建努力を求める。

 ただ、欧州諸国の足並みはそろっていない。ドイツは今月29日に議会承認を得る見通しだが、スロバキアやオランダなどは10月以後にずれ込む可能性が高い。


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