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国際政治・世界事情

2952チバQ:2011/08/22(月) 22:28:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110822/mds11082220510008-n1.htm
シリア大統領退陣拒否 カダフィ政権崩壊寸前、中東への影響は
2011.8.22 20:47 (1/3ページ)

22日、リビアの首都トリポリの道路を進む反体制派の戦闘員ら(ロイター=共同)
 リビアのカダフィ政権が崩壊寸前にまで追い込まれたことで、民主化運動への弾圧が続くシリアやイエメンでも、デモ隊から国際社会の強力な関与を求める声が高まりそうだ。一方で政権側は、米欧などによる非難や圧力に態度を硬化させており、シリアではさらに弾圧が強まる恐れもある。

 

 「(米欧の退陣要求は)意味がない」

 21日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、シリアのアサド大統領は21日放映された国営テレビとのインタビューで、政権を退く意思がないことを表明した。

 アサド大統領は3月に本格化した反政府デモに対して徹底した弾圧を続け、2000人以上の死者が出ているとされ、欧米から退陣要求が出ていた。

 一方でアサド氏は今月、複数政党制を可能とする新政党法を承認。人民議会(国会)選が来年2月に行われるとの見通しも示し、あくまで政治改革によって混迷を切り抜ける腹づもりだ。ただし、「治安機関の介入を必要とする治安情勢も存在する」とも述べ、デモ隊への弾圧を今後も継続する構えを見せた。

 「アラブの春」と呼ばれる中東・北アフリカ地域の民主化運動は最近、ペルシャ湾岸諸国でデモ隊が政権側に押さえこまれ、勢いを失いつつあるかのように見えた。リビア情勢の急展開は、体制側を非難するうえで、「もっとも元気づけられるニュース」(19日付の英紙フィナンシャル・タイムズ社説)となった。

 とはいえ、シリアを取り巻く状況はリビアとは大きく異なる。国連安全保障理事会では、シリアと関係の深いロシアの反発で法的拘束力のない議長声明を採択するのがやっとだった。軍事介入の選択肢も現実味が乏しい。シリアの背後にはイランの影がちらつき、情勢の混迷は、イスラエルやレバノンなど周辺国の懸念を増大させかねない。

 米欧の追加経済制裁も効果は限定的とみられる。ニューヨーク・タイムズ紙は、アサド政権の政治改革も「せいぜいムバラク政権下のエジプト程度の民主主義にしかならない」との専門家の冷めた見方を紹介した。(岩田智雄)


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