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国際政治・世界事情

2950チバQ:2011/08/22(月) 22:15:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110822/mds11082220550009-n1.htm
英仏、戦後計画の詰め急ぐ イラクの教訓、選挙や治安維持支援
2011.8.22 20:54 (1/2ページ)

首都の大型ホテルのロビーから市街を見下ろすジャーナリスト=22日、トリポリ(AP)
 【ロンドン=木村正人】リビア軍事介入を主導してきた英国やフランスはリビア最高指導者カダフィ大佐体制の崩壊は近いと判断、イラク戦争後に起きた内戦の二の舞を避けるためトリポリの治安維持など体制変革に向けた戦後計画の策定を急いでいる。北大西洋条約機構(NATO)も「リビア国民の保護」を理由に反体制派支援を継続するとともに軍や石油など主要施設の監視を強化する。

 キャメロン英首相は22日、首相官邸で記者会見し、「カダフィ大佐は反体制派組織・国民評議会のアブドルジャリル議長に政権を譲り渡せ」と表明。サルコジ仏大統領もカダフィ大佐の即時退陣を迫った。

 リビアでの軍事作戦に参加しているのは英仏米などNATO加盟14カ国とスウェーデン、アラブ首長国連邦(UAE)、ヨルダン、カタールの4カ国。十分な戦後計画を持たずに戦争に突入、内戦が泥沼化したイラク介入の教訓から、参加国は連絡グループをつくり軍事面だけでなく民政面でも国民評議会を支援してきた。

 戦闘終結後、カダフィ体制から国民評議会に円滑に権力を移行し、総選挙を早期に実施できるよう英政府の協力で憲法草案も制定。英紙タイムズが入手した戦後計画によると、首都トリポリが陥落した後、治安を維持するため、市民による1万〜1万5千人の治安部隊を編成する計画という。

 7月末には反体制派の軍司令官が側近2人とともに殺害されたが、反体制派内の権力闘争との見方が有力だ。カダフィ大佐派からの寝返り組が多い東部ベンガジと西部の反体制派間の確執も取り沙汰される。内戦の芽を摘むため、英仏両国は政治的に中立なカダフィ体制内の軍人や高官を新政権に取り込むよう国民評議会に助言している。

 NATOのラスムセン事務総長は地上部隊派遣の可能性について言及を避けつつ、「NATOは(カダフィ体制崩壊後)リビア国民と国民評議会とともに働く準備ができている。国民の安全が脅かされれば、国連決議に基づき行動する」と国民評議会を支援する考えを改めて表明した。


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