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国際政治・世界事情
2940
:
名無しさん
:2011/08/18(木) 20:55:59
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22756320110818
インド全土で反汚職デモ、「現代のガンジー」釈放でハンストへ
2011年 08月 18日 13:10 JST
[ニューデリー 18日 ロイター] インド政府の汚職撲滅を訴えるハンガーストライキを計画した社会活動家アンナ・ハザレ氏(74)が逮捕され、全土で抗議デモが拡大している。ハザレ氏に近い人物は18日、15日間のハンストを許可する警察当局の決定を同氏が受け入れ、釈放されることになったと明らかにした。
その抗議スタイルから「現代のガンジー」と称されるハザレ氏は4月にもハンストを実施。汚職を取り締まるオンブズマン制度を導入する法案を政府に約束させた。しかし、今月に入り示された汚職対策法案の捜査権限が首相や司法幹部に及ばないことから、活動家らは反発。ハザレ氏も再びハンストを計画していた。
警察はハンストを許可せず、ハザレ氏は16日に逮捕された。支持者らの反発を受け、警察はハザレ氏の釈放を決定したが、同氏は拒否し、刑務所内でハンストを行っていた。
首都ニューデリーでは17日、少なくとも1万5000人が抗議デモに集結。そのほか、金融都市ムンバイや北東部アッサム州など各地でも数千人規模のデモが行われた。デモに参加した学生(21)は「パスポートを取得するのに賄賂を強要された。汚職のない未来のため、すべての若者は今立ち上がり、この活動に参加すべきだ」と語った。
事態を受け、シン首相は「アンナ・ハザレ氏の抗議活動は高い志によるものであろうと認めるが、法案を通させようとする彼のやり方は誤りであり、議会民主主義にとって重大な結果を伴う」と批判した。
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