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国際政治・世界事情

2934チバQ:2011/08/15(月) 20:00:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110815/erp11081518140002-n1.htm
英国民、暴動再発防止に徴兵制復活論も
2011.8.15 18:07 (1/2ページ)

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9日、ロンドン南部で炎に包まれる建物(AP)
 【ロンドン=木村正人】死者5人、2億ポンド(約250億円)の被害を出した英国の暴動は沈静化したものの、15日までに2300人以上が逮捕される事態となった。略奪には来年夏に開かれるロンドン五輪のボランティアやバレリーナも加わっており、規範意識を失う英社会の実像をさらけ出した。キャメロン首相はロンドン警視庁トップに米警察の助っ人を迎える考えを示し、暴徒の社会保障を取り消す厳罰主義を打ち出す。若者を鍛え直すため、「徴兵制を復活させよ」との声も上がる。

 英国で4夜続いた暴動を鎮めたのは、息子を亡くした父親の言葉だった。

 イングランド中部バーミンガムで10日、自衛のため商店を巡回していたパキスタン系移民の若者3人が暴徒の車にひき殺された。父親の1人が「誰も責めはしない。もう落ち着いて家に戻れ」と呼びかけたところ、警察が態勢を強化したこともあって暴動は潮が引くように収まった。

 暴動には仕事もせず学校にも行かない「ニート」の若者が参加していたが、教師や大富豪の令嬢、11歳の少女まで含まれていた。防犯カメラは、略奪したとみられるブランド品を笑みを浮かべて抱える白人女性を映し出し、ロンドン西部イーリングでは火炎ビンを踏み消そうとした68歳の老人が暴徒に殴り殺された。

 英紙フィナンシャル・タイムズは「笑いながら無法の限りを尽くす米映画『時計じかけのオレンジ』を思いだした」と論評した。

 罪に問われた子供の裁判を欠席する親も多く、英紙の多くは「貧困、失業、消費主義の問題を越えている。英社会は善悪の規範、倫理観、責任感を失った」と解説する。英世論調査会社のアンケートで回答者は(1)子育てのまずさ52%(2)ギャング団の横行47%(3)犯罪行為の蔓延(まんえん)46%(4)刑罰の軽さ45%−を暴動発生の理由に挙げる。

 世論は、前労働党政権時代に助長された子供や貧困層を甘やかす風潮にうんざりしており、警察力の強化、厳罰主義を求めている。

 1年後にロンドン五輪を控える英国の国際的評価は地に落ちた。保守党のキャメロン首相は、大衆紙盗聴事件で辞任したロンドン警視庁警視総監ポストに、米ニューヨーク市警、ロサンゼルス市警を本部長として立て直したブラットン氏を迎え入れる考えを示した。警察予算の2割削減は堅持する方針だ。

 ただし、警察職員組合の幹部は、警察の予算・人員の削減が今回の事態を招いたとして反対している。

 英BBC放送の日曜討論では、1960年まで続いた徴兵制を復活させ、英社会に対する若者の帰属意識を醸成した方がよいとの意見が多く寄せられた。


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