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国際政治・世界事情

2918チバQ:2011/08/14(日) 18:15:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110814-00000022-mai-int
<英国>暴動に強硬姿勢か、ソフトな対応か
毎日新聞 8月14日(日)16時29分配信

 警官による黒人男性射殺に端を発した英国の暴動。ロンドン市内全域に暴動が急拡大した8日夜の事態を伝える英各紙の見出しは衝撃的だった。「警察が街を明け渡し、暴徒が支配」(タイムズ紙)「無秩序のまん延」(デーリー・メール紙)など、その批判は「警察の失敗」に向けられた。

 各地で「警官の数が十分でなく、彼らは何もしなかった」などの不満が噴出。英警察は通常、暴徒を直接攻撃せず「封じ込める」作戦をとっており、これが住民には「傍観」と映ったようだ。プラスチック弾などの使用も検討されたが、警察は9日になっても「いかなる戦術も十分に検討されねばならない」(ロンドン警視庁幹部)と慎重な姿勢を崩さなかった。拳銃を携行しないことで知られる英警察には「地域社会の協力に基づく警察活動」という伝統的にソフトな姿勢があり、「行き過ぎた対応」に常に厳しい批判がつきまとうことが背景にある。

 例えば80〜90年代に起きた黒人らの反警察暴動では、警察の「組織的な人種差別体質」が批判された。警官には不審者を呼びとめ、所持品検査をする権限が認められているが、黒人は白人に比べてその対象になる可能性が6倍とされる。警察と黒人コミュニティーには常に緊張があり、警官の対応が人種問題をあおりやすい土壌がある。また、09年のロンドンでの主要20カ国・地域(G20)サミットのデモ隊対応で、警官が男性1人を死なせたとして故殺(計画性のない殺人)罪に問われ、警備が強硬過ぎると批判された。

 キャメロン首相は、不審者らに覆面を外させる命令など、より強い権限を警察に与える方針を示したが、こうした対応には人種差別問題をあおり、逆に暴動の土壌を醸成しかねない危うさがある。

 英・ロンドン研究所のロジャーズ所長は「1年後のロンドン五輪に向け、政府と警察は治安を掌握していることを国際社会に証明しなければならない」と話すが、英当局はジレンマを抱えながらの対応を迫られそうだ。


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