したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

2912チバQ:2011/08/09(火) 22:57:59
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110809-OYT1T01091.htm
英暴動、破壊と略奪目的…政治性うかがえず

 【ロンドン=鶴原徹也】英国で野火のように広がった暴動は、英国を揺るがした1980年代の一連の暴動と類似点もあるが、本質は異なる。


 80年代の暴動が警察による人種差別に対する地域社会の反抗という政治性を帯びていたのに反して、今回の暴動には政治性がうかがえず、破壊と略奪を目的としているようだ。

 今回の暴動の発端となった貧困地区トッテナムなど、暴動が起きた地域の多くは、80年代に暴動が起きた地域でもある。黒人を含む移民やその子孫が多く住む貧困地域で、失業率は全英平均の7・9%や22%近い若者失業率をさらに上回るとみられる。

 だが、80年代は暴動の起きた地域ごとに警官による住民虐待事件が発生するなど、それぞれに具体的な原因があった。また、暴動は数千人規模に拡大し、人種差別を対立軸とした「警察対地域社会」という敵対構図が鮮明だった。

 今回、トッテナム暴動の遠因は警官による黒人男性射殺事件だが、大半の地域住民はむしろ、主に黒人らが加担する銃の密売を警察が取り締まることに協力している。ザ・タイムズ紙(9日付)は「警察と地域社会の戦いは起きていない」と指摘する。しかも、暴動が瞬く間に飛び火した地域では引き金となる具体的な事件は起きていない。暴動の規模は数百人と小規模だ。

(2011年8月9日22時41分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110809-OYT1T00969.htm
英暴動拡大、ロンドン勤務全警官の休暇取り消し

【ロンドン=大内佐紀】英国の首都ロンドン周辺で始まった暴動は、9日未明にはリバプールなど他の主要4都市にも飛び火し、英社会を揺るがしている。


 暴徒の大半は低所得層の10代の少年だ。略奪の横行と放火が4日目に入る中、対応が後手に回る政府と警察に国民の批判が集まっている。

 夏休みを切り上げてイタリアから帰国したキャメロン首相は9日午前、緊急閣議を開いた。閣議後、首相は記者団に「秩序回復のため、あらゆる手段を講じる。

 犯罪に関与した者を探し出し、厳罰に処す」と述べ、ロンドンで勤務する全警官の休暇を取り消し、警備にあたる要員を6000人から一気に1万6000人に増やす方針を示した。

 暴動の発端はロンドン北部トッテナム地区で4日夜、無職の黒人男性マーク・ダガン氏(29)が警官に射殺された事件だ。

 遺族が6日夜、死亡時の状況説明を求めて同地区の警察署を訪れたところ、群集が集まり略奪と放火に発展した。警察は同氏がジャマイカ系ギャング集団に所属し、麻薬や銃取引に関与していたとみているが、家族は全面否定し、「人種差別だ」と猛反発している。

(2011年8月9日21時08分 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板