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国際政治・世界事情

2895チバQ:2011/08/06(土) 08:37:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110806/erp11080601110000-n1.htm
IMFトップの職権乱用疑惑 広がる波紋 世界経済にも痛手
2011.8.6 01:10 (1/2ページ)
 【ワシントン=柿内公輔】5日で就任1カ月を迎えた国際通貨基金(IMF)のトップ、ラガルド専務理事のフランス財務相時代の職権乱用疑惑が新展開をみせ、IMFに衝撃が走っている。捜査の進展次第ではラガルド氏の職務に支障をきたす可能性があり、課題が山積するIMFにも痛手となりかねない。

 ■混乱する本部

 「とにかく声明を出さないと」。仏当局による捜査開始決定が伝わった4日、ワシントンのIMF本部は情報収集に追われた。ラガルド氏本人が今週から夏休みでフランスに一時帰国していることも、混乱に拍車をかけた。

 公表された理事会の声明は、「専務理事が職責を果たせると確信する」と強調。市場やIMF職員の動揺を抑えたい思いがにじむが、一方で、「理事会は選出前から(疑惑を)協議していた」とし、ラガルド氏をトップにいただくリスクを当の理事会が懸念していたことをうかがわせた。

 IMFは、前専務理事のストロスカーン被告が性的暴行容疑で訴追され5月に辞任。後任のラガルド氏は7月26日のニューヨークでの講演で、「IMFはガバナンス(組織の統治)で信頼されなければならない」と指摘していた。IMF関係者は「潔白を信じているが、タイミングが悪すぎる」と頭を抱える。

■世界経済への影響も

 IMFは目下、喫緊の課題である欧州の債務危機への対応に注力している。ユーロ圏首脳会議は先月、ギリシャに対する第2次支援策で合意。IMFもユーロ圏とともに公的支援を行うが、ラガルド氏は欧州各国との太いパイプを生かし、陣頭指揮をとっている。

 ラガルド氏の弁護士もIMF同様、「職務に影響しない」としているが、捜査への対応に追われる懸念は残る。仮に訴追され刑事裁判になれば、ストロスカーン被告と同様、法廷に立たされる可能性もある。

 ラガルド氏の就任にあたっては、欧州出身者がトップに就くIMFの慣習に対し、新興国などから批判が相次いだ。そのため副専務理事に中国出身者を初めて起用するなど組織運営の見直しに乗り出しており、緒に就いたばかりのIMF改革にも影響が出かねない。

     ◇

【ラガルド氏の職権乱用疑惑】 2007年、仏実業家ベルナール・タピ氏が旧国営クレディ・リヨネ銀行を相手取り、株式投資の損失の賠償を求めた訴訟に、当時仏財務相のラガルド氏が介入したとされる問題。仏メディアなどによると、ラガルド氏はタピ氏に有利な形で調停を進めたとされ、野党が職権乱用疑惑でラガルド氏を告発。閣僚在任中の犯罪を扱う仏共和国法院が4日、「捜査開始が妥当」との判断を示した。


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