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国際政治・世界事情
2884
:
チバQ
:2011/08/02(火) 21:35:11
http://www.asahi.com/international/update/0802/TKY201108010631.html
2011年8月2日0時38分
麻薬抗争のメキシコで記者殺害相次ぐ 避難・出社拒否
麻薬抗争が激化するメキシコで、記者が殺される事件が相次いでいる。いずれも麻薬組織が関与しているとみられ、事件が集中する南東部ベラクルス州では、記者らが次々と避難。ユネスコは7月29日、事件を非難し、真相究明を求める声明を出した。
ユネスコによると、今年に入ってメキシコで殺された5人の記者のうち4人はベラクルス州での事件によるもの。その1人は同州の地元紙ノティベルの警察担当の女性記者、ジョランダ・オルダス・デラクルスさん。取材に出て行方不明となった数日後の7月26日、首を切断された遺体で見つかった。6月には同紙の事件・政治担当のコラムニストやその息子の事件担当の写真記者も殺害された。
ジャーナリスト保護委員会(CPJ、ニューヨーク)によると、デラクルスさん殺害事件後、同紙や他紙の記者らが出社しなくなったり避難したりする例が相次いでいる。メキシコの記者殺害数は年々増え、昨年以降15人。警察や軍の情報を漏らすよう麻薬組織から脅され、事件に巻き込まれる例も目立つという。(ロサンゼルス=藤えりか)
http://www.asahi.com/international/update/0730/TKY201107300131.html?ref=reca
2011年7月30日10時54分
メキシコ殺害死2割増2.4万人 麻薬抗争激化 10年
麻薬組織間の抗争が激化しているメキシコで、2010年の殺人による死者数が前年比23%増の2万4374人に上る見通しになった。多くが抗争に巻き込まれた犠牲者とみられる。
メキシコの国家統計地理院が28日、暫定値として発表した。07年比だと約2.7倍。人口10万人ごとに22人が殺された計算になる。
最悪を記録したのは北部チワワ州の4747人。治安悪化が著しい同州のシウダフアレスでは、10年1月と10月に銃乱射が起き、児童ら多数が犠牲になった。警官も多数殺害され、なり手が減っている。
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