したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

2871チバQ:2011/07/29(金) 21:48:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110729-00000086-mai-int
<ソマリア>干ばつ、政情不安で飢餓深刻
毎日新聞 7月29日(金)20時24分配信

 【ヨハネスブルク高尾具成】過去60年間で最悪といわれる東アフリカのソマリアの食料危機を巡り、国際社会の支援が難航している。政情不安と干ばつの「二重苦」に見舞われ、国連によると、毎日、子供1万人当たり6人が餓死している深刻な状況だ。まとまった雨は11月まで期待できないといい、対策が急がれている。

 ソマリアは反政府武装闘争の激化で91年に中央政府が崩壊し、事実上の内戦に突入した。

 今も暫定政府による統治が続く一方で、国際テロ組織アルカイダ系とされるイスラム過激派組織アルシャバブが中・南部地域を実効支配しており、国内は混とんとしている。

 欧米から「テロ組織」に指定されるアルシャバブは、情報機関の潜入などを警戒して09年以降、外国の支援団体の活動を禁止した。これを受け、世界食糧計画(WFP)は10年初めに、アルシャバブ支配地域から撤退した。アルシャバブは今、飢餓状態にある事実さえ認めていない。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、首都モガディシオには過去2カ月間で、各地から食料や水を求めて10万人の避難民が流入した。

 この事態にWFPは今月27日、食料の緊急空輸を開始。栄養失調の子供3500人の1カ月分に相当する約10トンの栄養強化食品が、ようやく供給された。また、こうした支援活動を強化するため、暫定政府軍とアフリカ連合(AU)の平和維持活動部隊は28日、モガディシオにあるアルシャバブの拠点を攻撃。英BBCによると、アルシャバブ支配地域の一部を制圧した。WFPは今後、1カ月当たり100トンを目標に供給を続けるという。

 食料危機は、アフリカ北東部一帯に広がっており、国連は「1000万人が餓死しかねない」と警告している。

 ソマリアからは連日、隣国のエチオピアやケニアに難民が押し寄せており、事態の打開には、ソマリアに支援の足場を築くことが急務となっている。

 しかし、今月末ごろにはイスラム教の断食月(ラマダン)が始まり、宗教心が高揚することから、アルシャバブが反転攻勢に出る可能性も指摘されており、切迫した状態が続きそうだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板