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国際政治・世界事情

287とはずがたり:2007/07/17(火) 22:41:25
>>286-287

リトビネンコ氏毒殺 英、露外交官を追放 対抗策発表、関係冷却化も
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/53238/
7月17日8時1分配信 産経新聞

 【ロンドン=木村正人】ロシアの元情報機関員、リトビネンコ氏毒殺事件で、ロシア側が旧ソ連国家保安委員会(KGB)元職員、ルゴボイ容疑者の身柄引き渡しを拒否したことを受け、英国のミリバンド外相は16日、英国駐在のロシア外交官4人を追放すると発表した。露側の報復による外交官追放合戦も予想され、両国関係の悪化は避けられない情勢だ。

 外交官の追放は、1996年に国家機密に関するスパイ容疑で英露双方がそれぞれ外交官4人を追放して以来となる。

 英政府が強硬姿勢を示したのは、英国籍を取得したリトビネンコ氏がロンドン市内で毒殺されるという重大犯罪を見逃せば、発足したばかりのブラウン政権に対する国民の信頼が揺らぎかねないためだ。

 ミリバンド外相は16日午後の国会答弁で、「今回の措置は英政府が望んだ形ではないが、これ以上の選択肢はない」と指摘。外交官追放のほか、ロシアとの間のビザ発給手続きの簡素化に関する交渉を凍結、ルゴボイ氏が第三国に出国した場合、身柄を英国に送還するよう求めると述べた。また同外相はさまざまな分野でロシアとの協力関係も見直すと指摘し、今後、追加措置についても検討される可能性がある。

 これに対し、露政府は「憲法が外国へのロシア人引き渡しを禁じている」ことを理由に態度を硬化させている。英政府が、リトビネンコ氏と近く、権力奪取を図った罪で起訴したロシア政商、ベレゾフスキー氏=英国に亡命中=のロシアへの引き渡しを拒否していることもあり、年末の下院選と来春の大統領選を控えるプーチン政権がこの問題で妥協する可能性は極めて低いとみられる。外交関係が悪化すれば、天然ガス田開発など経済関係にも影響が出るのは避けられない見通しだ。

                  ◇

【用語解説】リトビネンコ氏毒殺事件

 ロシア連邦保安局(FSB)の元中佐でプーチン政権を批判するリトビネンコ氏が昨年11月、亡命先のロンドンで体調を崩し死亡。体内から致死性の放射性物質ポロニウム210が検出された。英検察当局は今年5月、ロシア在住で、同氏とロンドンで接触した旧ソ連国家保安委員会(KGB)のルゴボイ元職員を容疑者と断定。英政府は身柄の引き渡しを求めたが、ロシア最高検察庁は7月、正式に拒否を回答した。


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