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国際政治・世界事情

2828チバQ:2011/07/22(金) 22:51:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110722-00000102-san-int
エジプト軍政、内閣改造 進まぬ民主化、若者反発、続く緊張
産経新聞 7月22日(金)7時57分配信


 【カイロ=大内清】エジプトの民衆デモを主導した若者グループが、首都カイロ中心部のタハリール広場で旧政権関係者の一掃や民主化前進を求める座り込みを行い、全権を握る軍部やシャラフ首相との対決姿勢を強めている。政府は21日、内閣改造を行ったが、閣内には旧政権に近いとして批判を浴びる閣僚も残っており、若者らの反発は必至だ。ムバラク前大統領を退陣に追い込んだデモが1月25日に発生してから約半年、同国の政局は混迷の度を増している。

 シャラフ氏はムバラク前政権で閣僚を務めた人物ながら党派色が薄く、3月の就任当初は若者グループから強い支持を受けた。しかし政府がその後、デモ弾圧などの罪に問われたムバラク氏の裁判を延期したことなどから「改革に本気でない」との失望を買った。

 シャラフ氏は今月18日、野党からの入閣を含む大幅な内閣改造に着手し人気回復を図ったものの、若者らは旧与党・国民民主党(NDP)に近い人物が含まれていると批判。結局、政府は閣僚名簿に若干の変更を加えて21日の就任宣誓にこぎ着けたものの、対応は後手に回っている。

 これに先立ち、政府が今年9月に予定されていた議会選の最大2カ月延長を決めたのも、選挙の大幅先延ばしなどを求める若者グループに配慮したからだ。

 若者らの批判の矛先は軍部にも向けられている。6月下旬から主な若者グループが座り込みを続けるタハリール広場では、軍最高評議会のタンタウィ議長(陸軍元帥)を侮辱する落書きやスローガンが目立つ。若者らはこれまで、軍には一定の敬意を払っていたが、ここにきてシャラフ氏擁護に終始していることへの不満が噴出している格好だ。

 一方で、若者らの行動は他の野党勢力との亀裂も生んでいる。早期の民政復帰のために政治停滞は避けるべきだとの立場をとる最大野党のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団の指導部は、若者グループを「無法者」と呼び、座り込みに参加する自組織の若手との溝をも深めている。

 延期されていたムバラク氏らの裁判は8月3日に行われる予定だが、同氏をめぐっては最近、国営メディアで危篤情報が流れたこともあって、健康状態を理由に裁判が再延期されるとの観測は絶えない。

 2月11日のムバラク氏退陣後も失業に苦しむ若者らの多くは、旧政権関係者が享受し続ける特権や経済的利益に反発しており、混乱を避けつつ国政の運営に当たりたい軍との緊張関係が続きそうだ。


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