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国際政治・世界事情

2760チバQ:2011/07/04(月) 21:58:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110704/mds11070420150003-n1.htm
スーダン南部独立目前 高まる緊張、衝突相次ぐ
2011.7.4 20:13 (1/2ページ)

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南部の分離独立を前に、式典の準備をする部族民=1日、スーダン南部(ロイター)
 【カイロ=大内清】9日に予定されるスーダン南部の分離独立を前に、南北境界線に接する同国中部の南コルドファン州で、北部の中央政府軍と、南部自治政府を主導するスーダン人民解放運動(SPLM)系民兵との衝突が相次いでいる。中央政府のバシル大統領は、SPLMとの対決姿勢を強化。すぐに南北の全面衝突につながる可能性は低いとみられるものの、スーダンは緊張をはらみながら南部独立の日を迎えることになりそうだ。

 南コルドファンは、2005年まで続いた第2次内戦で激戦地となった州のひとつ。南部の多数派と同じ黒人系住民の中にはSPLM支持者が多く、南部への編入を望む声もあるとされる。だが、同州は北部最大の原油生産地であり、中央政府としては決して手放したくはない地域だ。

 同州では5月の知事選で、SPLM系有力者が与党・国民会議党(NCP)系の現職に僅差で敗北、これに反発するSPLM系民兵と中央政府との衝突に発展した。中央政府軍は空爆を含む攻撃を実施し、国連の推計によると、これまでに約7万人が州外などに避難している。

 南北は戦闘中止でいったんは合意したものの、バシル氏は今月1日の演説で「反乱者を一掃する」と宣言、現在も散発的に戦闘が起きている可能性がある。

 バシル氏が同州で強硬姿勢をみせる背景には、民兵の動きを放置すれば、さらなる「領土分割」につながりかねないとの懸念があるからだ。隣国エジプトのスーダン専門家は「バシル氏はすでに国土の約37%にあたる南部を失う屈辱を味わった。ここで弱腰をみせれば、権力基盤が揺らぐ可能性もある」とみる。

 また南北間では、南部独立後の石油収入の配分をめぐる協議が難航しており、南部に強い態度に出ることで協議を有利に進めたいとの思惑もあるとみられる。

 南北はこのほか、油田地帯である中部アビエをめぐっても衝突。6月にアビエを非武装地帯化するとの合意が成立したものの、平和維持活動にあたるエチオピア軍の展開は完了しておらず一触即発の状態が続いている。


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