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国際政治・世界事情

2665チバQ:2011/06/13(月) 12:34:18
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110613k0000e030045000c.html
トルコ:総選挙で与党勝利 新憲法制定には議席足りず
 【エルサレム花岡洋二】トルコ国会(1院制、定数550)の総選挙が12日投開票され、与党・公正発展党(AKP)が勝利した。開票率99.99%でAKPの得票率は49.9%で、前回07年選挙から3ポイント上乗せして02年から続く単独政権への「信任」を得た形。AKP党首のエルドアン首相が3期目再選となるのは確実な情勢だ。

 ただ、獲得議席の326は前回の15減で、同党が目指した新憲法を単独で制定できる3分の2の議席(367)どころか、国民投票を実施する要件の330議席も下回った。今後は新憲法を巡る与野党協議に焦点が移る。

 トルコ紙ヒュリエト・デーリー・ニューズ(電子版)によると、中道左派で世俗主義の最大野党・共和人民党(CHP)が得票率25.9%で135議席(前回112)、極右の民族主義者行動党(MHP)が13.0%で53議席(前回71)、無所属候補が6.6%で36議席(前回26)。当選した無所属候補はクルド民族主義の平和民主党(BDP)系の候補で、国会では同じ会派を形成する見通し。

 エルドアン首相は同日夜、首都アンカラの党本部で「交渉と合意形成を通じて新憲法を制定するよう、国民から託された」と勝利演説した。現憲法は軍事政権下の82年に制定されており、どの政党も憲法を改める必要性を訴えた。

 しかし、AKPが目指しているとされる、議院内閣制から大統領制への移行は「独裁を招く」などと野党が反対。CHPは、AKPの新憲法制定の意図や政権運営を「独裁的」と主張したほか、財政赤字と経常赤字が増大したことで「高失業率が続いた」と非難、AKPへの批判票を集めて議席を増やした。

 BDP系の無所属候補も、少数民族クルド人の権利拡大に対する与党の取り組みを「不十分」だと訴えて議席を伸ばした。

 これに対し、AKPは昨年の国内総生産(GDP)実質成長率が8.9%を記録した実績なども訴えたが、得票率は伸ばしながらも議席を減らした。


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