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国際政治・世界事情

2653チバQ:2011/06/12(日) 00:30:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110611-00000093-mai-int
<シリア>国軍で脱走や仲間割れ 弾圧緩む兆候はなし
毎日新聞 6月11日(土)21時19分配信

 【カイロ和田浩明】シリアのアサド政権による民主化要求デモの武力弾圧が長期化する中、同胞への発砲命令に反発して脱走したり仲間割れを起こす国軍兵士の事例が、難民や人権団体により相次いで報告されている。政権側は「事実無根」と完全に否定しているが、権力基盤の根幹である国軍が離反すれば死活問題だ。ただ、現状では脱走などは限定的で、弾圧が緩む兆候も見えていない。

 国軍兵士や治安要員の脱走や発砲命令への反抗、命令拒否による射殺は、南部ダルアーや北部ジスル・アッシュグールなどで報告された。一部兵士はトルコに逃げたとの情報もある。米国の民間情報機関「ストラトフォー」は、約30万人の国軍兵力中1万人が脱走したと推定している。

 ただ、脱走兵は、人口上は多数派だが軍内では約3割と推定されるイスラム教スンニ派が多いと見られる。国軍内の多数派で、アサド大統領の出身母体アラウィ派の兵士・将校のほとんどは命令通りに行動しているようだ。背景には、総人口の約1割と少数派のアラウィ派にとり、アサド体制の崩壊が「自らの存在の危機」をもたらすとの認識があるとの分析もある。

 弾圧の主力で精鋭の陸軍第4師団や共和国防衛隊は、米政府の制裁対象であるアサド氏の弟マーヘル氏が指揮を執るとされる。

 内外のシリア人民主活動家によると、ジスル・アッシュグールでは一部住民らが武器を取って弾圧に反撃している。このことも、政権側が住民を「武装テロリスト」と決め付け、戦車の砲撃や武装ヘリからの機銃掃射まで行った強硬な抑え込みを続ける口実となっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110611-00000065-jij-int
ヘリでデモ隊に機銃掃射=現場兵士に離反の動き―シリア
時事通信 6月11日(土)17時14分配信

 【カイロ時事】イスラム教金曜礼拝があった10日、シリア北西部マーレト・ヌーマンで、シリア当局がヘリコプターで民主化要求のデモ隊に機銃掃射を加えていたことが分かった。現場の兵士には、デモ隊への発砲を拒否する動きも出ており、権力維持に執着するアサド政権の強権的体質が露骨になってきた。
 ロンドンを拠点とする「シリア人権監視団」などが得た現地住民の目撃証言から11日までに明らかになったもので、デモの規制に航空機が投入されたのは、3月中旬に民主化要求デモが始まって以降初めて。10日には全土でデモ参加者ら33人が死亡した。
 国営テレビは、マーレト・ヌーマンで「テロ集団」が警察署に火を放ち、治安部隊を殺害したと報じた。シリアは、反体制デモを「武装蜂起」と位置付けており、現地住民の証言によれば、デモ隊への発砲を拒否した数人の兵士らをデモ参加者が肩に担ぎ上げて練り歩いていたところ、上空からヘリが発砲してきたという。


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