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国際政治・世界事情

2412チバQ:2011/03/28(月) 22:45:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110328-00000088-san-int
元テロ組織、コプト教徒、若者組織化…エジプト、新党ブーム
産経新聞 3月28日(月)7時57分配信

 【カイロ=大内清】ムバラク前政権が崩壊したエジプトで、6月にも予定される議会選に向け、新党結成の動きが加速している。宗教色の濃いものから世俗主義的なものまで性格はさまざまだが、約30年に及んだムバラク前大統領と旧与党・国民民主党(NDP)の事実上の一党独裁により、政治経験がない勢力がほとんど。小政党乱立が、組織力のあるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団に有利に働くとの見方も出ている。

 注目を集めているのが、1980〜90年代にテロを繰り返し、その後、武装闘争放棄を宣言した「イスラム集団」。97年に南部ルクソールで、日本人を含む外国人観光客約60人を殺害したことで知られる組織だ。近年は政治・社会活動から距離を置く代わりに、収監されていたメンバーの釈放を“勝ち取る”など、前政権とは付かず離れずの関係を保ってきたが、今月、政党設立に本格着手した。

 武装闘争路線見直しを主導した指導者、ナーギフ・イブラヒム氏は産経新聞に「政治参加が暴力との決別の証拠。民主主義の尊重は当然だ」と語る。だが「テロ組織」のイメージから有権者の警戒感は強く、支持は限定的とみられる。

 キリスト教の一派で人口の1割を占めるコプト教徒も動き始めた。教皇シュヌーダ3世は政党設立に懐疑的とされるが、「コプト復活党」「国民自由連合」など複数のグループが設立準備を進めている。

 前政権打倒に中心的役割を果たした若者の受け皿作りも焦点だ。民主化運動の論客で元外交官のアブドッラー・アシャアル氏らは2月、若者の組織化に向け「自由エジプト党」設立を発表。若者の中にも自ら政党化を目指す動きがある。

 ただ、主要若者グループ「4月6日運動」のリーダー、アハマド・マーヘル氏は「政治に民主化を促す圧力団体であるべきだ」としており、今後、若者グループ間の路線の違いが表面化してくる可能性もある。

 NDPが国民の信頼を失う中、現在のエジプトでまとまった組織力を持つ勢力は「自由と公正党」設立を発表した事実上の最大野党、同胞団だけといっていい。しかし、他の既存野党と同様、同胞団も政策立案経験は皆無に等しく、同国の政治は先行きが見えない状況が続いている。


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