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国際政治・世界事情

2361チバQ:2011/03/19(土) 00:26:26
http://www.asahi.com/international/update/0318/TKY201103180494.html
カダフィ政権、飛行禁止に反発 反体制派都市に猛攻撃(1/2ページ)2011年3月18日21時2分
 【マルサマトルーフ(エジプト北西部)=山本大輔、カイロ=貫洞欣寛】国連安保理による飛行禁止空域設定決議に、リビアのカダフィ政権は猛反発している。政権は18日、リビア上空の空域を独自に閉鎖する一方、反体制派の民兵らが展開する複数の都市に猛攻撃をかけた。

 最高指導者カダフィ大佐の次男セイフルイスラム氏は18日、米ABCテレビなどに「我々は何も恐れない」としたうえで、「決議は不公正だ。我々は市民に対して空爆など行っていない。だが、彼らがリビアを爆撃すれば、リビアの市民が殺されることになる」と述べ、決議を強く非難した。また、「対テロ部隊が(反体制派が本拠とする)ベンガジを包囲し、テロリストを武装解除する。抵抗するものは容赦しないが、ベンガジ市民が脱出するのなら助ける」と語った。

 現地からの報道によると、首都トリポリの東約200キロのミスラタでは18日、政府軍による激しい砲撃があった。西部ナルートやジンタンなど反体制派が掌握してきた都市でも、周囲を取り囲む政府軍側が反体制派部隊を攻撃しているという。また、ベンガジなどリビア東部に対する国外からの携帯電話への通話が18日、ほとんど通じなくなっており、政権側が通信妨害に乗り出した可能性がある。

 ベンガジでは18日未明、国連で決議が採択されたことが報じられると、花火や祝砲が一斉に上がり、歓迎ムードに包まれた。反体制派幹部は「政府軍の空爆さえなくなれば、地上戦で勝つ自信はある」とする一方で、「外国の陸軍部隊は必要ない」と述べた。同国はイタリアなどに支配された経験から、反体制派の内部にも他国の介入には慎重論が根強い。この幹部は外国軍の軍事介入は限定的であるべきだと強調した。

 リビア上空の空域が閉鎖されたことに伴い、トリポリ空港に就航していた民間航空機も飛べなくなったとみられる。リビアには100万人を超えるとみられる出稼ぎ労働者を中心とする外国人がおり、国外脱出がますます難しくなるのは確実だ。

 リビアをめぐっては、1986年にテロ関与の報復として、米軍がカダフィ氏の自宅や防空施設などを爆撃したことがある。カダフィ氏は2月下旬、この時に破壊された自宅前で演説し、退陣や出国を否定し、反体制デモは「アルカイダや外国勢力の陰謀」などと訴えた。


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