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国際政治・世界事情

2313チバQ:2011/03/08(火) 23:25:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110308/mds11030822420014-n1.htm
反体制派の略奪兵器、闇市場に拡散の脅威
2011.3.8 22:34 (1/2ページ)

8日、リビア東部のラスラヌフで対空火器弾を準備する反体制派の人々(AP)
 【カイロ=岩田智雄】内戦状態にあるリビアで、最高指導者カダフィ大佐の軍部隊の武器が反体制派によって奪い取られる中、こうした武器が将来、闇市場を通じてテロリストの手に渡り、国際社会の脅威になることを懸念する声が専門家たちから上がっている。

 「問題は反体制派が入手した携行式対空砲だ」と指摘するのは、ジュネーブの研究機関、小型武器調査のエリック・バーマン氏だ。

 カダフィ氏側の空爆に対抗するため、反体制派が使用しているのは旧ソ連製SA−7の改良型とみられる。熱源の航空機のエンジンを追って命中する仕組みだ。これらは、リビア情勢の沈静化後、売却される恐れがある。

 対空砲の攻撃を避ける装備は、民間航空機にはほとんどない。2002年にはケニアのモンバサを離陸したイスラエルの航空機が狙われた。1994年には、ブルンジとルワンダの大統領が乗った飛行機が撃墜され、両大統領が死亡、ルワンダ大虐殺のきっかけとなった。

 バーマン氏は、「命中しなくても、民間機が狙われただけで観光産業は大打撃を受ける」と警告した。

 ベルギーの非政府組織(NGO)、国際平和情報サービスのピーター・ダンサート氏は、カラシニコフ銃などの小火器についても、「他国ではこうした兵器が闇市場で売られ、その金は新しい武器の購入に充てられている」と述べる。

 オスロの小型武器取引平和研究所のニック・マーシュ氏は、リビアの武器が、アルジェリアやチャド、スーダン、エジプト、チュニジアに持ち出されることが懸念されると指摘。ダンサート氏は「いったん奪われた武器は環流し続け、回収するのは困難だ」という。

 マーシュ氏は、国際社会が取りうる武器拡散を防ぐ最良の手段は「リビアの混乱を一刻も早く終わらせることだ」と提言した。


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