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国際政治・世界事情

2306チバQ:2011/03/07(月) 20:43:19
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201103060058.html
早期の首都攻略は困難か=カダフィ大佐、戦力で圧倒―リビア
2011年3月6日19時6分

【トリポリ時事】リビア情勢は、反政府勢力が首都トリポリ西方の要衝ザウィヤで最高指導者カダフィ大佐の部隊と激戦を展開するなど、東西の戦線で一進一退の攻防を続けている。しかし、戦力的には航空機や精鋭部隊を持つカダフィ大佐の政府軍が圧倒しているため、反政府勢力による首都攻略は当面困難との見方が出ている。

 英国際戦略研究所(IISS)の国際軍事年鑑「ミリタリー・バランス」(2010年度版)によると、リビア軍は徴集兵を中心に7万6000人の兵力を持つ。だが1969年のクーデターで権力を掌握したカダフィ大佐は軍を増強せず、民衆蜂起の勃発後には、東部を中心に兵士の離反の動きが目立った。一方で、大佐は出身部族や身内による親衛隊を強化。七男ハミス氏率いる「第32旅団」(通称「ハミス旅団」)などの精鋭部隊がザウィヤや首都東方ミスラタに投入されているもようだ。これとは別に数千人以上とされるアフリカ系雇い兵も、その残虐ぶりから市民に恐れられている。

 英大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)のファワズ・ゲルゲス教授はBBCテレビで、「カダフィ大佐は稼働可能な260機の戦闘機も投入していない。反政府側は組織化された大佐の戦力に到底及ばない」と分析する。

 反政府勢力の部隊は、離反兵や反カダフィ派の若者らで構成。にわか仕立てで、装備は離反兵から得た対空砲や機関銃にすぎず、航空戦力や戦車といった兵器は皆無に等しい。AFP通信は反政府勢力の規模を約8000人と伝えているが、カラシニコフ機関銃を取り扱うため15分間の訓練を受けただけだと話す反政府派もいる。カダフィ大佐は首都の防備を固めており、ザウィヤなど郊外の要衝を反政府派が完全に手中にしなければ、戦局の大幅な転換は困難だ。カダフィ政権側の戦略拠点を狙った外国軍による空爆など国際社会の介入がない限り、こう着状態が長期化する可能性もある。 


[時事通信社]


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