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国際政治・世界事情

2242チバQ:2011/03/01(火) 23:24:41
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011030102000033.html
チュニジア・リビア国境ルポ 「衝突前 早く国外へ」
2011年3月1日 朝刊

28日、ラスジディルに集まったリビアからの避難者ら=有賀信彦撮影


 【ラスジディル(チュニジア南東部リビア国境)=有賀信彦】「銃声が一日中響き、怖くて外に出られなかった」。チュニジアのラスジディルに避難したトリポリ市民らは二十八日、リビアの首都の状況を語った。治安部隊と反政府勢力の衝突はまだ最終段階には至っていないが、国境の街には一日に数千人以上が「一刻も早く国外へ」と押し寄せている。

 出国審査を済ませ、国境を越えたばかりのラムーン・ビガーさん(29)は「道路には五十メートル置きに銃を持った兵士が立っていて、数多くの戦車が配置されている」とトリポリ市街の様子を説明した。

 多くの人々がずっと家の中に閉じこもっており、街の中に市民の姿は見えなかった。反政府勢力と治安部隊が衝突しているのか判然としないが、銃声が昼夜問わず、鳴り響いていたという。

 「避難しようと二十五日に街に出たときには、死体が転がっている光景はなかった。だから、本格的な衝突が始まる前にと、必死で逃げた。二十六日に国境に着いたが、チュニジアに入るのに二日かかった」とラムーンさん。持っているのは衣類を詰め込んだ大きなビニール袋一つだけだった。ラムーンさんの会社の同僚、ハリー・ビガーさん(25)は「銃声が怖くて、とても外には出られなかった。七日間家の中にいたが、すぐに食料も尽きて、水だけを飲んで暮らした」と振り返った。

 入国管理所のあるラスジディルには、チュニジア軍が出動。リビア側から大量の市民が一度に押し寄せないように管理しているが、国境沿いの柵の前はすし詰め状態。柵を乗り越えようとする人々が後を絶たない。

 さらに、数日前にチュニジアに避難したものの、行く当てのない数千人が同管理所から数キロ離れた野原に集まっており、その規模もどんどん広がっているという。


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