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国際政治・世界事情

2235チバQ:2011/02/28(月) 23:19:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110228/mds11022819360023-n1.htm
窮地のカダフィ大佐、主要部族に買収工作 大量殺戮(さつりく)兵器使用の懸念も
2011.2.28 19:34 (1/2ページ)

 2月27日、リビア北東部ベンガジで、反体制派のデモ中に王政時代の旗の前で祈る女性(AP)
 【カイロ=大内清】リビアの最高指導者カダフィ大佐が、離反した部族を再び自陣営に取り込もうと買収工作を進めていることが表面化してきた。ただ、反体制派による包囲網が着々と狭まる中、カダフィ氏が取り得る対抗策は限られており、追い詰められた末に大量殺戮(さつりく)兵器を使用するなどの“暴発”も懸念されている。

 リビアの独立系紙などによると、首都トリポリのある北西部のネフーサ山地周辺の有力部族ゼンタン族の族長はカダフィ氏から、再びカダフィ氏側に寝返れば1世帯あたり20万ドル(約1630万円)を支払うと持ちかけられたという。

 部族側はこの提案を拒否したというが、カダフィ氏は米欧各国で資産を凍結されたとはいえ国内になお潤沢な資金があるとされる。在外リビア人ジャーナリストは「生き死にがかかっているカダフィ氏は、カネに糸目をつけない」と話し、他の部族に対しても同様の切り崩し策を進めている可能性が高いと指摘する。

 次男サイフルイスラム氏は、北東部を居住地域とするオベイダ族の有力者で反体制派に合流したオベイディ前公安書記(公安相)らについて、「裏切り者」ではなく反体制派に誘拐された「被害者」だと再三主張。そこには、政権が求心力を失った現実を隠したい思惑に加え、政権側に戻れば罪には問わないとのメッセージがにじむ。

 一方、首都周辺や南部砂漠地帯を除く主要都市の大半を制圧した反体制派は、空からの反撃に神経をとがらせている。同国内には数百の空軍機があり、カダフィ氏がなお多くを温存しているとみられるためだ。

 自国民への攻撃を命じられたパイロットが反体制派に合流するケースが相次いでいるが、カダフィ氏が外国人パイロットを雇っているとの情報もあり、さらに追い詰められれば無差別爆撃などに踏み切る可能性も否定できない。

 北東部トブルクの反体制派リーダーの一人は産経新聞の電話取材に「カダフィは狂っている。何をし出すか分からない」と話し、国際社会が早期に飛行禁止区域を設定するよう求めた。


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