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国際政治・世界事情

2211チバQ:2011/02/27(日) 11:42:30
http://mainichi.jp/select/world/news/20110227ddm007030080000c.html
リビア:出稼ぎチュニジア人「カダフィはしぶとい」 身内に離反者出ていない
 【ラサジール(チュニジア南東部リビア国境)藤原章生】「(リビアの最高指導者)カダフィ(大佐)は手ごわい。チュニジアのベンアリ(前大統領)みたいにあっさり逃げないだろう」。リビア中部の町シルトから4日間かけて25日にチュニジアに戻ったモハメド・ファルジャッラさん(57)は長年、国境を往復してきた経験から語った。

 ファルジャッラさんはチュニジア中部モナスティル県の小さな町ウェルダニヌに生まれた。農業を経て町の消防士を25年務め、55歳で引退した。貧しかったため40歳で結婚し、現在、16歳の息子と15、13歳の娘がいる。40代から休みの度にリビアに行き、土木作業を続けてきた。「自分のように何万人、何十万人のチュニジア人が食いぶちをリビアに頼っている」

 チュニジアの人口は約1000万人。リビアは10倍超の国土がありながら、人口は約640万人にすぎない。チュニジアの1人当たりの国民総所得3290ドル(約27万円)は、リビア(約95万円)の3分の1以下だ。

 チュニジアで1月、住民デモがベンアリ前政権を崩壊させた。「チュニジアでは、政治家の悪口をある程度は言えたが、リビアではカダフィ批判など口にできない。40年以上も抑え込まれてきた国民に活力はない。きつい仕事を外国人にやらせてきたからだ」とファルジャッラさんは言う。

 「カダフィはエジプトやチュニジアの元首とは違う。もっとアフリカ的だ」。恐怖政治で住民を締め上げた旧ザイール(現コンゴ民主共和国)のモブツ、ナイジェリアのアバチャ政権を例に挙げるが、今のサハラ以南のアフリカに、それほどの軍事独裁は成り立たない。

 軍が分裂すれば、カダフィ大佐が追い込まれるのは時間の問題と思えるが、「彼はしぶとい。身内に離反者を出していないし、包囲されても粘ると思う」とファルジャッラさんはみている。


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