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国際政治・世界事情

2204チバQ:2011/02/26(土) 22:57:17
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110225ddm007030006000c.html
モスクワ空港テロ:1カ月 北カフカス、テロ続発 ソチ五輪標的懸念、対策強化
 モスクワ近郊のドモジェドボ国際空港で37人が死亡、約200人が負傷した自爆テロ事件から24日で1カ月。捜査当局はロシア南部・北カフカス地方を拠点とする武装勢力がテロを計画し、自爆犯を送り込んで実行させたとみて全容解明を急いでいる。一方、メドベージェフ政権はテロ対策を強化しているが、北カフカスではテロが続発しており、14年のソチ冬季オリンピックが標的となる不安も広がっている。【モスクワ田中洋之】

 自爆犯と断定されたマゴメド・エブロエフ容疑者(20)は北カフカス・イングーシ共和国の中部アリユルト村で生まれた。当局者や現地報道によると、父はバス運転手、母は学校教師で、会計士になろうと専門学校に入ったが成績不良で退学。徴兵後、極東ウラジオストクの内務省軍部隊に配属されたが、健康上の理由から3カ月で除隊となった。村に戻ってからイスラム寺院に通うようになり、過激な思想に共鳴。10年8月に「出稼ぎに行く」と村を去り、武装勢力に加わったとされる。

 エブロエフ容疑者は先月21日、故郷に戻って爆発物を入手し、バスでモスクワに向かった。爆発物は武装勢力の野戦司令官だった夫を治安部隊に昨年殺害された姉(22)から受け取ったという。

 容疑者の姉と弟(16)、知人の男2人(18歳と23歳)が関与した疑いで逮捕された。このうち18歳の男が、今月7日にビデオで「犯行声明」を出した北カフカスの武装勢力指導者、ドク・ウマロフ司令官(46)の側近で、エブロエフ容疑者を組織に勧誘したとされる。「(今年はロシアにとって)血と涙の年になる」と新たなテロを予告した別のビデオ声明で、司令官の左にエブロエフ容疑者と見られる若者が映っていた。

 北カフカスにイスラム国家樹立をめざし、ロシアを「占領者」と敵視する司令官は「アフガニスタン、イラク、パキスタンなどで我々の兄弟(同じイスラム教徒)が殺されている」とロシア以外の要因にも言及している。

 一方、首都の玄関口を狙われたメドベージェフ大統領は、自らモスクワの地下鉄や鉄道駅などを視察し、テロ対策の徹底を指示。人の集まる商業・観光施設にも金属探知機が導入されている。

 しかし、北カフカスではテロがやむ気配はない。今月14日にダゲスタン共和国で2件の爆破テロがあり、警察官2人が死亡。18日にはカバルジノ・バルカル共和国でモスクワからの観光客を乗せた車が襲撃され3人が死亡したほか、スキー場リフトが爆破された。20日にも同共和国内のリゾートホテル近くで車の中からTNT火薬70キロ相当の爆発物が見つかった。北カフカスの武装勢力が関与しているとみられ、ロシア政府が威信をかけるソチ五輪の阻止を狙ってテロを活発化させる可能性も指摘されている。


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