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国際政治・世界事情

2195チバQ:2011/02/26(土) 19:11:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110226/mds11022618000007-n1.htm
リビア・カダフィ大佐に付きそう官能金髪女性 「砂漠の狂犬」が籠絡したその素顔とは
2011.2.26 18:00 (1/4ページ)

リビアの国営テレビが22日に放映したカダフィ大佐の演説の映像。出国情報を否定し退陣を拒否した(AP)
 その独裁ぶりから「砂漠の狂犬」の異名を取るリビアの最高指導者カダフィ大佐には、「官能的な金髪」の白衣の天使がそばに寄り添っているらしい。内部告発サイト「ウィキリークス」に流出した米政府公電の中に「カダフィ大佐はウクライナ人の看護婦に頼り切っている」との記述があった。狂犬の素顔を知る女性とは果たしてどんな人物なのか。(佐々木正明)

 米国のリビア大使が「カダフィ大佐の奇行をかいま見る」として本国へ公電を送ったのは2009年9月29日のこと。大佐が国連総会に出席するために、ニューヨーク入りした直後のタイミングだった。大佐は総会で「安保理はテロ理事会と呼ぶべきだ」「新型インフルエンザウイルスは研究所で開発された兵器」などと演説、ニューヨーク中心部に宿泊テントの設営を試みるなど、常軌を逸した言動で盛んにメディアに取り上げられていた。

 この公電にはさまざまな角度の情報からの大佐の行動分析が記されていた。「(ビルなどの)高い階でとどまるのをひどく毛嫌いしている」「洋上飛行が嫌い。8時間以上のフライトはできない」「乗馬やフラメンコのダンスを楽しむ」「大統領を警護する女性だけのボディーガード隊の役割が低下している」など。

 そして、大佐は自身が選んだ限られた人物との依存関係にあると説明され、「大佐は『官能的な金髪女性』と称されるウクライナ人看護婦、『ガリーナ・XXXXXXX』(★Xで苗字を匿名にしている)さん(写真はhttp://www.segodnya.ua/print/news/14200046.html)に頼り切っている。大佐は彼女なしでは旅行もできない。そして、彼女は大佐の日々の行動を把握している」と記されていた。また、某大使館筋の話として「大佐とこの38歳の女性は恋愛関係にある」とも報告された。

 公電の漏洩(ろうえい)の後、ウクライナではガリーナさんについての話題で持ち切りとなった。ウクライナのニュースサイト「シヴォードニャ(今日)」は20歳のガリーナさんの娘、タチアーナさんとの接触に成功。独占インタビューを掲載し、記事には「「私のママが、カダフィ大佐の愛人?そんなバカな」との見出しがついた。娘はガリーナさんがリビアに渡った経緯や現地での生活ぶりを赤裸々に語った。

 本名をガリーナ・カロートニツァさんという。1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の後、放射線の悪影響を考えたガリーナさんはカザフスタンへと移住。現地の看護学校を卒業し、男性と恋に落ちた。そうして生まれたのがタチアーナさん。しかし、男性は父親になってまもなく亡くなってしまった。

 娘1人を抱え、生活に困り果てたガリーナさんはキエフの派遣会社の斡旋(あつせん)をもとに8年前、リビアに渡った。待遇は良く、無料の住宅と月給2千ドルが保障されていたという。

 最初は軍付属病院で働き、後にカダフィ大佐の元へと移動した。リビアには他のウクライナ出身の看護婦も出稼ぎに来ており、ガリーナさんはその中の1人だった。娘は「なぜか、カダフィ大佐はリビア人の看護を信用していないのよ」と語った。

 ガリーナさんの仕事は忙しく深夜にまで及ぶことががたびたびあった。そして、大佐の出張があると必ず随行した。大佐は砂漠が好きで、側近だけを伴い、テントを張って砂漠で長い間、過ごすことがある。大佐と「個人的な関係がある」というガリーナさんも一緒に随行する。ガリーナさんは「暑くて大変」とこぼすが、「大佐はとても良い人だ」との感想も娘に漏らしている。


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