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国際政治・世界事情

2183チバQ:2011/02/26(土) 00:27:16
http://mainichi.jp/select/world/news/20110226k0000m030084000c.html
リビア:「自由への戦い、まだ続く」…北東部デルナ
 【デルナ(リビア北東部)和田浩明】11の墓所には、赤い花が手向けられていた。リビア北東部デルナ。反体制派住民が実効支配を確立するまでの警察などとの衝突で死亡した若者たちが眠る。併設されたモスクには、過去の弾圧で亡くなった人々の写真も飾られ、訪れた住民たちが見入っていた。

 ◇11人眠る墓、住民ら花を手向け
 複数の住民によると、デルナでは17日に最高指導者カダフィ大佐の退陣を求めるデモが発生。警察が鎮圧のため発砲し5人が死亡した。遺体が遺族に引き渡されなかったため、怒った住民数千人が警察署を取り囲んで抗議。警官は逃亡し、静観していた軍も19日には住民側に加わったという。

 だが、戦いは終わりではなかった。21日になって、「約60キロ離れた空港にアフリカ人雇い兵が到着した」(軍関係者)という。デルナの一部住民は近隣都市の住民と協力して空港を包囲し、雇い兵側と戦闘になった。この際にさらに6人が死亡。雇い兵らは結局降伏し、約30人が捕らえられ、近くの都市の拘束施設に送られたという。

 リビア南部で勤務経験がある軍関係者によると、カダフィ政権はチャドやナイジェリアなど隣国の反政府勢力にリビア国内のキャンプを提供、資金援助も行っていた。この関係者は「今回の雇い兵投入にはそうしたコネクションも使っているのではないか」と疑う。

 カダフィ氏の次男セイフ・アルイスラム氏は21日の演説でデルナを名指しして演説し、「イスラム原理主義者が蜂起の背景にいる」と批判。これに対し自治組織メンバーのマフムード医師(65)は「我々は普通のイスラム教徒。過激派なんてとんでもない」と反論する。カダフィ政権は、昔から政権批判が盛んだったデルナなど東部の諸都市を「分離独立を狙っている」とも批判するが、「首都はトリポリだ。国を割るつもりもない」(同医師)というのが自治組織の立場だ。

 「我々が求めるのは、憲法を持ち、議会が機能し、国際的にも友好関係を維持する民主的国家だ」と自治組織メンバーのハリード氏(46)が説明した。

 人口約10万のデルナは商業港を持つが、17日の反体制デモ発生以来、港湾活動は停止中だという。市内の商店も多くはシャッターを下ろしたまま。学校も休校中だ。ハリード氏は「自由を求める我々の戦いはまだ続いている。国際社会も支援してほしい」と話した。


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