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国際政治・世界事情

2152チバQ:2011/02/23(水) 00:30:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110222/mds11022221230026-n1.htm
見えないカダフィ政権後の受け皿 有力部族の動向に注目
2011.2.22 21:19 (1/2ページ)
 リビアのベンガジで、車両の上からVサインをする市民=21日(AP)
 【カイロ=黒沢潤】リビアのカダフィ政権が崩壊の危機に直面し、国内では新政権樹立に向けた“受け皿”作りが今後の焦点になってくる。しかし、最高指導者カダフィ大佐が約41年にわたり君臨した同国には、チュニジアやエジプトに曲がりなりにもあった野党勢力が存在しない。仮にカダフィ大佐が権力の座を追われたところで、新政権作りを主導する人物や政治勢力は見えていない。

 リビアは1951年12月に、対イタリア抵抗運動の指導者、ムハンマド・イドリス首長を国王とする王国として独立した。国内には現在、カダフィ大佐が革命で政権を奪取した69年9月に退位を余儀なくされたイドリス国王の子息が暮らしており、カダフィ政権が崩壊した場合、子息が移行政権を代表する“顔”にはなり得る。

 対イタリア抵抗運動を率い、同国政府によって処刑された英雄、オマル・ムクタル氏の子息もリビア国内で暮らす。85歳前後と高齢で、今回の反政府デモでは中心的存在にはなっていないが、デモには参加した。対イタリア抵抗運動の“シンボル”の血を引くだけに、リビア国民からは尊敬を集める存在だ。

 リビア軍の動向に詳しいジャーナリストによれば、北東部ベンガジで15日から発生したデモでは、カダフィ大佐直属の軍事機関幹部であるアブドルファッターフ・ユーニス氏が政権側の外国人傭兵(ようへい)を相手に戦った。現在政権に拘束されていると伝えられているが、北東部トブルクからベンガジ一帯に住むオバイダ部族出身で、東部地域では一定の力を持つという。

 陸軍幹部のスレイマン・マフムード氏も15日から、カダフィ大佐に反旗を翻した有力軍人で、同じくオバイダ部族出身だ。

 リビア西部に目を転じると、カダフィ氏の側近だったが袂(たもと)をわかち、今回の反政府デモに参加したマフディ・アラディ氏の動向も注目されている。人口約650万人のリビアにあって、100万人以上の主要部族、ワルフェッラ部族の出身で発言力を持つ。

 このほか、東・南部を中心に広がるズワイヤ部族は、欧州向けの石油輸出に携わる部族で、欧州諸国が反カダフィ氏の姿勢を強力に打ち出さなければ輸出をとめると強調するなど、内外にその存在感を示した。リビアでは、タボ、タワレク両部族の動向も注目される。


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