[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
3101-
3201-
3301-
3401-
3501-
3601-
3701-
3801-
3901-
4001-
4101-
4201-
4301-
4401-
4501-
4601-
4701-
4801-
4901-
5001-
5101-
5201-
5301-
5401-
5501-
5601-
5701-
5801-
5901-
6001-
6101-
6201-
6301-
6401-
6501-
6601-
6701-
6801-
6901-
7001-
7101-
7201-
7301-
7401-
7501-
7601-
7701-
7801-
7901-
8001-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
国際政治・世界事情
2146
:
とはずがたり
:2011/02/22(火) 16:25:16
クローズアップ2011:リビア衝突 カダフィ氏、揺らぐ地位
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20110222ddm003030071000c.html
◇有力部族反旗、欧米も反発
国内各地で最高指導者カダフィ大佐の退陣を求める反体制デモが激化するリビア。政権は「ジェノサイド(大量虐殺)」(地元医師)と言われるほど容赦ない弾圧を加え、次男、セイフ・アルイスラム氏(38)は21日の演説で体制維持の決意を強調した。だが、北東部の主要都市は反体制勢力が制圧、首都トリポリでもデモが発生している。41年にわたり権力の座にあるカダフィ氏は、チュニジアやエジプトの民衆蜂起で打倒された独裁者の列に連なるのか。今後の展開を探った。【カイロ伊藤智永、和田浩明】
◇軍の一部デモ参加
「群衆鎮圧に慣れていない軍はストレス下で発砲した」
セイフ氏は21日の演説で、軍をかばった。軍は東部のリビア第2の都市ベンガジなどでデモ隊に発砲して多数の死傷者を出して住民の怒りを招いた。にもかかわらずセイフ氏が軍への配慮を見せたのは、権力基盤を維持するための「暴力装置」を確保したいとの思惑がにじむ。
しかし、軍内部も一枚岩ではなく、東部地域の住民によると、一部部隊は離脱してデモ隊側に参加している。地元軍関係者などによると、69年にクーデターを起こしたカダフィ氏が権力奪取後に設置した「革命指導評議会」メンバーの一人、ユニス国防相や、国内治安を担当するオベイディ公安相が離反したとの情報も流れ始めた。
さらに、政権にとって痛いのは、政治や社会で力を振るう有力部族が反旗を翻し始めていることだ。中東の衛星放送アルジャジーラは20日、東部などの部族長が退陣やデモ隊への攻撃停止を要求し、一部は「石油輸出を停止する」と脅したと報じた。石油とガスはリビアの主要収入源で国家予算の3分の2を占める。カダフィ政権にとっては命綱だ。
◇「王の中の王」自称
1週間で少なくとも230人に達した死者の急増を受け、欧米諸国も政権側の強硬策を厳しく批判し始めており、退陣圧力は高まるばかりだ。だがカダフィ氏自身は、「最後の一人まで戦う」との立場だ。
チュニジアではベンアリ前大統領がサウジアラビアに亡命、エジプトでもムバラク大統領が辞任後に首都カイロから東部の保養地シャルムエルシェイクに隠居した形だ。
「王の中の王」を自称し、アラブ圏の指導者の中でプライドの高さで知られるカダフィ氏だが、包囲網は確実に狭まっており、追い込まれた独裁者の出方を予測するのは難しい。
◇従わないなら「決戦」−−後継候補の次男演説
カダフィ大佐の次男で有力後継者のセイフ氏が21日未明に行ったテレビ演説は、改革と対話にも触れたが、市民が従わない場合の「決戦」を繰り返し宣言し、情勢の行方を悲観させる内容だった。
7人いるとされるカダフィ氏の息子たちのうちセイフ氏は最も開明的な改革派と評価されてきた。外国で度々暴力事件を起こすなど評判が良くない兄弟もいるが、セイフ氏は絵を描くのが趣味で、英国留学経験があり、大学に博士論文を提出した知性派だ。05年には愛知万博視察で来日したこともある。
「カダフィ国際慈善開発基金」のトップとして、時に間接的な政権批判も辞さず「改革」や「人権」を説き、リビアが近年進めてきた近代化や欧米との和解路線は、セイフ氏の主張が反映されているとされる。08年にセイフ氏が「政治活動中止」を表明し、権力に執着しない姿勢を示したことに国際社会も一定の評価をしてきた。
ヘイグ英外相が20日、セイフ氏に電話でデモ弾圧に「重大な懸念」を伝えたのも、カダフィ体制で唯一「話ができる相手」という期待の表れだった。
演説は45分間。眉を寄せ、盛んに両手を振り、落ち着きのない様子だ。時々メモに視線を落とすが、原稿の棒読みではない。カダフィ氏や保守派の指示ではなく、自らの考えを率直に語ったとみられるが、表現は時に感情的だった。
「我々は全員が最高指導者カダフィに従い、男も女も最後の一人まで戦う。リビアはチュニジアやエジプトにはならない。ここで生き、ここで死ぬ」
「我々は民主主義と市民の権利を求めている」「報道規制の新法や憲法を制定する」などと語る一方、その後に何度も「さもなければ内戦しかない」「我々には石油がある」などと言い添え、強権志向をあらわにした。
弾圧を止め、政権の強権体質を転換できるかもしれない「期待の星」さえ不退転の決意を強調したことで、市民の間には逆に憤激が広がった。異例の演説だったが、「内戦の危機」は遠のくどころか引き寄せられた。
毎日新聞 2011年2月22日 東京朝刊
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板