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国際政治・世界事情

2136チバQ:2011/02/21(月) 23:08:28
http://www.asahi.com/international/update/0221/TKY201102210054.html
「内戦か改革か」とカダフィ氏次男 リビア、首都も混乱(1/2ページ)2011年2月21日12時37分
リビア国営テレビを通じて演説するカダフィ大佐の息子、セイフルイスラム氏=ロイター

最近の不穏な状態の中で、リビア東部ベンガジに集まった人々=AP

  
 【カイロ=貫洞欣寛】約40年続くカダフィ大佐の独裁打倒を訴える市民デモが続くリビアで20日、デモが首都トリポリにも波及し、参加者と治安部隊の衝突が起きている模様だ。体制側が追いつめられる中、カダフィ氏の次男で後継者と目されているセイフルイスラム氏(38)が21日未明、国営テレビで演説。「内戦か改革かの分岐点にある。我々は最後まで闘う」と述べた。

 中東の衛星テレビ局アルジャジーラやロイター通信などによると20日夜、トリポリ中心部の「緑の広場」など複数の地点で反体制派がデモを始めた。体制支持派や治安部隊との衝突が起きた模様で、銃声が響いているとの情報もある。

 トリポリでは、政権側が秘密警察などを通じて反体制派の動きを抑え込み、支持基盤としてきた。今後、首都でのデモが拡大していけば、体制の動揺が広がり、末期的な状態となる可能性が高い。

 在リビア日本大使館によると、トリポリ西部にある大使館周辺でも一時、表通りに反政権デモ隊と見られる大勢の人出があり、騒然とした雰囲気となったという。同館が在住邦人約120人の安全確認を進めている。

 この状況に、カダフィ氏のスポークスマン役を務めるセイフルイスラム氏は、21日午前1時過ぎに演説を行い、「リビアを分裂させようとする勢力がある。外国メディアが伝える状況は誇張されている」とデモを非難。「リビア人はみんな武器を持っており、このままでは内戦に陥る。朝鮮半島のように家族にも会えない状況になる」とし、改革への協力を訴えた。21日にも改革案を発表するとの考えを示した。

 さらに、「ベンガジでの死者は84人で、ベイダでは14人」と述べてリビア当局者として初めて死者の存在を認める一方、軍は最後までカダフィ体制の支持を続けると強調し、デモの鎮圧を予告。「リビアはチュニジアやエジプトとは違う」と繰り返した。

 だが、実際には体制内の亀裂は広がっている。リビアのアラブ連盟代表大使が20日、「暴力と抑圧に耐えかねる」として辞任を発表。アルジャジーラによると駐中国リビア大使も辞意を示したという。

 一方、治安部隊による反体制派デモ隊への攻撃が続いていた東部の第2の都市ベンガジでは、反体制派が市街を掌握した模様だ。

 アルジャジーラなどによると、一部の軍部隊が反体制側に合流し、政権側がデモ鎮圧のため動員した外国人傭兵(ようへい)部隊を攻撃しているという。複数の市民が電話で「ベンガジは解放された。銃声は止まった。今はみんなで祝っている」と述べた。また、ベンガジの病院の医師は20日、AP通信に「この街での死者は200人を超えた」と述べている。

 アラブ圏紙シャルクルアウサトは20日付で、複数の軍幹部がカダフィ氏がデモ鎮圧のため外国人傭兵を導入したことに反発し、傭兵鎮圧のためベンガジに向かうと伝えていた。

 東部ベイダ、ダルナなどでも反体制派が市街地を掌握しているとみられるほか、首都トリポリの東約200キロのミスラタや西約40キロのザウィヤでもデモが発生。ザウィヤではデモ隊が市街地を占拠し、トリポリに向かったという。


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