したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

2096チバQ:2011/02/18(金) 00:32:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110217/mds11021723340014-n1.htm
バーレーンで強制排除 約200人死傷 首都の広場に戦車を配備
2011.2.17 23:32 (1/2ページ)

 【カイロ=黒沢潤】バーレーンの警官隊は16日夜から17日未明にかけて、首都マナマの中心部「真珠広場」を占拠していたイスラム教シーア派住民など数百人に催涙弾を発射し、強制排除した。この際に住民少なくとも3人が死亡、195人が負傷した。約60人が行方不明になっているとの情報もある。同広場周辺には、戦車や装甲車など50台が配備されるなど、厳戒態勢が敷かれている。

 政権側は今回の事態を受けて17日、国会(定数40)を緊急招集する方針。フランス通信(AFP)によれば、シーア派の野党勢力(18議席)は同日、政権に抗議し辞職した。バーレーンやサウジアラビアなど湾岸諸国が加盟する湾岸協力会議(GCC)は同日夜、マナマで緊急外相会議を開き、今後の対応を協議する。

 バーレーンで混乱が広がる背景には、ハリファ王家など少数派のイスラム教スンニ派指導層が国家の実権を握り、全体の7割を占める多数派のシーア派住民が住宅、医療、政府への就職などで差別的待遇を受けてきたことがある。

 政権は、スンニ派の外国人に積極的に市民権を与えて、宗教人口の比率逆転を狙っており、危機感を抱くシーア派住民の間からは「体制転換」を公然と唱える声も上がり始めている。18日の金曜礼拝後に、大規模デモ実施を呼び掛ける団体も複数出てきた。

 バーレーンの動きには、スンニ派王家の隣国、サウジアラビアも神経をとがらせている。同国に住む約15%のシーア派住民を刺激しかねないためだ。

 一方、シーア派が多数を占めるイランの保守層は、バーレーンを“イランの14番目の地方”などと呼び、自国側に引き寄せることを狙っている。

 バーレーンは、ペルシャ湾やアラビア海などを管轄する米海軍第五艦隊の司令部と、米兵約1300人を抱える米軍の重要拠点だ。同艦隊は計約2万8千人の兵力を擁し、1〜2隻の空母部隊を常時運用する。米中央軍の指揮下で、イラクやアフガニスタン作戦を支えるほか、イラン監視や、ペルシャ湾のシーレーン(海上交通路)確保などの役割も担う。

 バーレーンが不安定化した場合、米国の中東戦略に重大な影響を及ぼしかねないため、米国務省のクローリー次官補(広報担当)は声明で「バーレーンのすべての人々は暴力を控えるべきだ」と自制を呼びかけている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板