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国際政治・世界事情

2036チバQ:2011/02/07(月) 00:14:29
◇国内に徐々に活気 銀行再開、商店街も息吹き返す
 【カイロ樋口直樹】反政府デモの本格化で業務を停止していた銀行が再開し、エジプト国内は6日、徐々に活気を取り戻しつつある。カイロ中心部のタハリール広場では数千人が大統領の即時退陣を要求するデモを続けたが、市民の疲弊感は深まっている。

 ナイル川の中州にある繁華街ザマレクの国営銀行支店前には、午前10時の開店を前に数百人が並んだ。会社を経営するモアズさん(23)は整理券を握りしめ、「ようやく従業員に給料を渡せる。みんな困っていたんだ」とうれしそうな表情を見せた。団体職員のワフビさん(31)も「家賃を払えずにいた。オーナーも安心するだろう」と顔をほころばせた。

 シャッターを下ろしていた商店街も息を吹き返し、野菜やパンなどを売る露店も開店。道路は朝から通勤の車で渋滞した。

 市民の多くは生活の「正常化」を歓迎している。しかし、反政府デモに対する意見はさまざまだ。ムバラク大統領の今期限りの引退宣言を受け、「普段の生活に戻るべきだ」(モアズさん)との意見が勢いを増す一方、「強力な抗議デモが続かなければ、政府は民衆の声に耳を貸さなくなる」(会社員・29歳)との声も聞かれた。

 ◇ガマル氏が政界引退へ ムバラク大統領次男
 イスラム教の金曜礼拝に合わせた4日の大規模デモが「平穏」に終わり、事態が膠着化の様相を強める中、収拾を図る政治的な駆け引きも活発化してきた。

 AFP通信によると、与党・国民民主党(NDP)の執行委員会メンバー6人が5日、一斉に幹部職を辞任した。この中にはムバラク大統領の次男で同党ナンバー2のガマル氏も含まれている。今回の政変以前は次期大統領の有力候補とも見られたガマル氏だが、これで政界からの引退は確実で、「世襲」に反発する民衆感情に配慮した形だ。

 一方、メディアへの弾圧は続いており、中東の衛星テレビ・アルジャジーラのカイロ支局長が4日、警察に一時拘束された。


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