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国際政治・世界事情

2019チバQ:2011/02/04(金) 22:16:56
http://mainichi.jp/select/world/news/20110204dde001030010000c.html
エジプト:混乱、ムバラク大統領強気 「公職うんざり」でも「すぐ辞められぬ」
 ◇「追放の金曜」緊張
 【カイロ樋口直樹】今年9月のエジプト大統領選への不出馬を表明したムバラク大統領(82)は3日、「長年の公職にうんざりしている。すぐに辞任したいが、国家が混乱に陥る恐れがあるため、それはできない」と述べ、改めて即時退陣を拒否した。米ABCテレビに答えた。大統領は亡命の可能性も否定した。4日のイスラム教の金曜礼拝後に「追放の金曜日」と銘打った大規模デモを予定している反大統領派は同日までの辞任を求めており、情勢は緊迫の度を強めている。

 ムバラク氏は、国軍部隊に厳重に守られたカイロの大統領宮殿で取材に応じた。1日深夜の事実上の引退宣言以来、インタビューに応じたのは初めて。

 ABCが報じた要約によると、13人の死者を出した2日からの反大統領派と大統領支持派の衝突を巡り、ムバラク大統領は政府の責任を否定する一方、最大の野党勢力である穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」を非難。「エジプト人同士の戦いを見たくはない」と述べた。

 反大統領派の批判には「気にしない」と語った。

 取材には、後継者と目されていた次男ガマル氏(47)も同席。ムバラク氏は「息子に後継させようとは全く思っていない」と話した。

 「早期の政権移行」を求める最大の同盟国・米国に裏切られたと思うか、との質問にムバラク氏は、オバマ米大統領を「とてもよい人物だ」と表現。早期引退を促された際、オバマ氏に「あなたはエジプトの文化も、私が今辞任したら何が起こるかも理解していない」と話したことを明らかにした。

 ◇副大統領「選挙前倒しも」
 一方、ムバラク氏が息子の代わりに事実上の後継者に選んだスレイマン副大統領(75)は3日、国営テレビのインタビューに答えた。大統領選を「8月か9月に行う」と述べ、選挙を可能な限り早期に実施すると強調した。

 また、ムバラク氏が厳しく批判してきたムスリム同胞団に政府との協議に応じるよう呼びかけたことや、反大統領派デモに実力を行使しないよう軍部に命じたことを明らかにした。非合法化されている同胞団への対話の公式提案は極めて異例。ただ、同胞団はムバラク氏の辞任まで交渉に応じない構えだ。

毎日新聞 2011年2月4日 東京夕刊


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