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国際政治・世界事情

1962チバQ:2011/01/30(日) 12:08:31
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/01/30/kiji/K20110130000149350.html
ツタンカーメンあわや炎上…人間の盾で死守

28日、エジプトの首都カイロで反政府デモの参加者に囲まれる装甲車
Photo By 共同
 エジプトの反政府デモは28日、ムバラク政権始まって以来の最大規模に拡大した。首都カイロでは数万人が参加し一部が暴徒化。旧市街にある警察詰め所などはほとんどが放火され各地で略奪が起きた。ツタンカーメン王の黄金のマスクなどが収蔵されているエジプト考古学博物館もあわや延焼の危険もあった。この騒乱でこれまでに少なくとも70人以上が死亡。また、外務省は29日、邦人の渡航延期を勧告した。

 ムバラク大統領は29日未明(日本時間同日朝)、テレビ演説で「治安維持のためにあらゆる措置を取る」と反政府デモを抑え込む考えを示し退陣要求を拒否した。首都カイロ中心部では同日、数千人が反政府デモを再開、北部アレクサンドリアや北東部でもデモが始まった。

 大統領はナジフ内閣の閣僚全員の更迭を発表したが国民の不満は収まらず窮地に立たされている。大統領は29日、新たな首相を任命し新内閣が発足する。

 フランス公共ラジオなどによると、28日のデモには数万人が参加。この日だけで治安部隊との衝突でカイロや北東部スエズなどで40人以上が死亡。負傷者は1000人を超えた。

 28日夜には全土に夜間外出禁止令が発令されたが多くのデモ参加者がこれを無視。一部は暴徒化し、カイロでは旧市街にある警察詰め所などに放火、各地で略奪が起き、炎上した与党、国民民主党(NDP)本部ビルは炎と黒煙を上げた。

 また、NDP本部に隣接する、ツタンカーメン王のマスクや古代ファラオ(王)のミイラなどが収蔵されるエジプト考古学博物館は、延焼の危険性もあったが軍や市民らが守り炎上せずに済んだ。しかし、ロイター通信が伝えた国営テレビの報道によると、エジプト考古学最高評議会の事務局長は、同博物館に28日夜、暴徒が押し入り、収蔵品のミイラ2体が壊されたと述べた。

 同国には駐在員ら日本人約1000人が居住し約2000人の日本人団体旅行客も滞在。カイロ日本人学校校長の延本利明さん(56)は「ナイル川の橋で催涙弾が次々と打ち上げられていた」と驚きの声を上げ、伊藤忠商事カイロ事務所長の伊藤寿宏さん(51)は「エジプトに来る出張は延期してもらった。事務所の一時閉鎖も考えないと」と心配そうに話した。
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[ 2011年1月30日 06:00


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