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国際政治・世界事情

1954チバQ:2011/01/29(土) 10:26:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110126/mds1101262111038-n1.htm
エジプト反政府デモ 若者らの怒り 明確な方向性持たぬ危うさも
2011.1.26 21:06 (1/2ページ)

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カイロでは反政府デモ隊と治安部隊が衝突を繰り返した=25日(ロイター)
 エジプト全土で25日発生した大規模な反政府デモで、首都カイロ中心部のタハリール広場は、市内各地から集結したデモ隊で埋め尽くされた。若者を中心としたそのエネルギーはしかし、明確な方向性を持たない危うさもはらんでいる。

 アラビア語で「解放」を意味する同広場。政府庁舎や国会などに近いことから、この日は早朝から厳戒態勢が敷かれた。午後、市内の数カ所で発生したデモは、規模を拡大させながら広場に向かって行進。最終的にその人数は1万人以上に達し、一部は治安部隊と衝突した。

 「チュニジアに続け! エジプトに革命を起こせ」

 治安部隊が発射した催涙弾のガスが立ちこめる中、ウェブデザイナーのムハンマド・ヤヒヤさん(32)は興奮しながらこう気勢を上げた。デモ参加者は、口々にムバラク大統領やその一族を非難した。

 衝突のどさくさにまぎれ、エジプトの高級子弟が多く通い「特権階級」の象徴でもある米国系大学の旧キャンパスに投石する者もいた。「アッラー・アクバル(神は偉大なり)!」と叫び、治安部隊に突入していく若者の姿もあった。

 今回のデモは、若者を中心とする複数のグループがインターネットなどを通じて呼びかけたことを機に発生。既存の野党勢力はそれに“便乗”した色合いが濃いが、それぞれに記者会見を開くなどして存在感の誇示に努めた。

 公式には表明していないものの、高い動員力を持つ非合法のイスラム主義組織ムスリム同胞団からも多数のメンバーがデモに参加した。内務省は同胞団がデモを扇動したと非難している。

 デモ参加者がムバラク政権の長期支配や失業問題などへの怒りを共有している半面、デモ現場では「イスラエルを倒せ!」「米国を倒せ!」といったスローガンも目立つなど、さまざまな思惑が混入しているのも事実だ。今回のデモで自信をつけた民衆のエネルギーが向かう方向はいまだ見えてこない。(カイロ 大内清)


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