したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

1934名無しさん:2011/01/25(火) 22:18:29
http://mainichi.jp/select/world/news/20110126k0000m030085000c.html
モスクワテロ:空港標的、政権に衝撃 五輪、W杯に不安も

ドモジェドボ国際空港の爆発現場 【モスクワ田中洋之】ロシアのモスクワ南郊のドモジェドボ国際空港で24日起きた自爆テロ事件は、首都の「空の玄関口」が初めて狙われたとあって、メドベージェフ政権は大きな衝撃を受けている。

 ロシア南部の北カフカスを拠点とする武装勢力は従来、地方の警察機関などを対象に散発的なテロを行ってきたが、最近は主要なインフラ設備を標的にしている。07年と09年にモスクワ発サンクトペテルブルク行きの特急、10年3月にモスクワ中心部の地下鉄駅2カ所が爆破された。同年7月には南部カバルジノ・バルカル共和国にある水力発電所が襲撃された。

 いずれも都市機能のマヒを狙ったものとみられるが、ロシアで特に保安体制が厳しい空港がテロ攻撃を受けたのは今回が初めて。モスクワは従来、北郊のシェレメチェボ空港が拠点だったが、ドモジェドボ空港は近年の改修で最新鋭の設備に生まれ変わり、日本航空や独ルフトハンザ航空など世界の主要航空会社が発着便をシェレメチェボ空港から移転させ、ロシア最大規模の空港となった。

 ドモジェドボ空港のターミナルは国内線と国際線のエリアに分かれている。爆発が起きたのは国際線の到着ロビーで、夕方の発着便が多い時間だった。ロシア人だけでなく外国人を標的とすることで、ロシアの対外的なイメージダウンを狙った可能性がある。

 ロシアは昨年末、モスクワなどでロシア系とカフカス系・中央アジア系の住民の間で民族衝突が発生した。今回のテロも、民族対立を背景にしたものとの観測が出ている。

 ロシアは今年12月に下院選、12年春に大統領選を控える。さらに12年秋に極東ウラジオストクでアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、14年にソチ冬季オリンピック、18年にはサッカー・ワールドカップ(W杯)と国際的なイベントが目白押しだ。

 国家の威信をかけて準備を進めるメドベージェフ大統領とプーチン首相の双頭政権は、不安定材料となるテロや民族対立の抑え込みに懸命だ。しかし、いずれもプーチン前政権時代からの懸案にもかかわらず、有効な手を打つことができない。いつ暴発するか分からない「爆弾」を抱えているのが現状だ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板