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国際政治・世界事情

1931名無しさん:2011/01/25(火) 20:05:31
http://mainichi.jp/select/world/news/20110125dde007030006000c.html
レバノン:ヒズボラ新首相有力 きょうにも指名 スンニ派は反発
 【カイロ和田浩明】イスラム教シーア派組織ヒズボラによる閣僚引き揚げでハリリ連立政権が崩壊したレバノンで、新政権樹立のための連立協議が24日始まり、ヒズボラが推す実業家、ナジブ・ミカティ氏(55)が新首相の有力候補として浮上した。スレイマン大統領(キリスト教マロン派)は25日にも新首相を指名する見通しだが、スンニ派のハリリ暫定首相はヒズボラ主導内閣への参加を拒否し、国内各地で抗議デモが始まるなど、緊張が高まっている。

 スレイマン大統領は24日、新首相候補の指名に向け国民議会(国会、128議席)の全議員との面談を始めた。地元紙デイリー・スターによると、ヒズボラが主軸の会派は57議席を保有。独立系会派の5議席と社会進歩党の7議席がヒズボラに同調し、ミカティ氏が過半数の支持を得て指名される見通しが強まっている。

 ミカティ氏は、05年2月に起きたハリリ氏の父ラフィク・ハリリ元首相暗殺事件を受けて親シリアのカラミ政権が同年4月に総辞職した後、約3カ月間首相を務め、総選挙を実施した。通信事業などで巨額の富を築き、シリアのアサド大統領に近いとされる。

 ミカティ氏は23日に立候補を表明。「全国民に協力を求める」と述べ、主要会派が参加する挙国一致内閣を作る考えを表明した。しかし、ハリリ氏は「各派が合意できる候補はいない」としてミカティ氏指名に反対。レバノン北部のトリポリや東部ベカー高原などでは24日、ハリリ氏支持派が抗議デモを展開した。

 ミカティ氏が首相に指名された場合、組閣交渉は長期化することが予想される。交渉が難航すれば、宗派間での武力衝突が起きる可能性もある。ヒズボラはシリアやイラン、ハリリ陣営はサウジアラビアや米国の支援を受けているため、レバノンの混乱は中東全域を巻き込むという懸念も持たれている。


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