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国際政治・世界事情

1912チバQ:2011/01/22(土) 08:52:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011012202000035.html
政変から1週間 チュニジア 戻る日常
2011年1月22日 朝刊

 【チュニス=内田康】チュニジアのベンアリ前大統領が亡命してから二十一日で一週間が経過した。前大統領が率いた与党立憲民主連合(RCD)出身者が、暫定政権の閣僚に就任したことへのデモが続くが、規模は小さくなった。国を代表する花から「ジャスミン革命」と呼ばれる政変は、大衆がネット空間で情報交換しながら独裁政権を倒した前代未聞の事態。影響は近隣国にも波及している。

 「RCDは政権から出ていけ」

 首都チュニス中心部では二十一日も数百人規模の抗議デモが行われた。ただ、前大統領亡命前の数千人規模と比べれば減った。周辺では、カフェで人々が語り合うなど日常生活が戻りつつある。

 人口約一千万人のチュニジアに、RCD党員は三百万人以上いたといわれる。厳しく追及しては、国がもたないとの見方もある。

 下院(定数二一四)に十六議席を持つ野党・民主社会運動のベンハシン議員(49)も「表向き忠誠を誓いつつ、内心は反抗していた人も少なくない」と同情的。観光ガイドのアリさん(59)も「もうデモは必要ない。仕事に戻る時だ」と語る。

 政権を倒した一連のデモでは、ネット上の会員制交流サイト「フェースブック」が活用された。十九日付の地元紙「コティディアン」も「フェースブックが武器だった」と論評した。

 失業中の若者(26)が政府に抗議して焼身自殺を図ったのを機に、十二月十七日に起きたシディブジドの抗議デモを、国営テレビは黙殺。だが、情報はネット経由で全土をかけめぐった。

 フェースブックは原則、各サークルの既存会員が了承しなければ輪に加われない閉鎖的空間。つぶやきのような短文を発信する「ツイッター」、動画投稿サイト「ユーチューブ」はネット上で全面公開されるため、チュニジアでは接続が禁止されていたが、フェースブックは黙認されていた。「たいていは内輪のたわいない話。当局もなめていた」(地元記者)

 会員承認の手続きを廃して全面公開型とし、デモ参加を呼び掛けるサークルも出現。当局は接続制限を試みたが、これを突破するための特殊なソフトも出回ったという。

 エジプトでは野党勢力が、二十五日に大規模デモを予定しているが、参加を呼び掛けるフェースブックの会員は短期間で五万人までふくれあがっている。


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