したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

1903チバQ:2011/01/19(水) 22:24:16
http://www.asahi.com/international/update/0119/TKY201101180580.html?ref=reca
チュニジア暫定政権に批判やまず 総退陣求めるデモ続く(1/2ページ)2011年1月19日1時54分
 【チュニス=貫洞欣寛】ベンアリ前大統領の強権体制が倒れた北アフリカ・チュニジアで、ガンヌーシ首相の組閣で17日に発足した暫定政権への批判が続いている。閣内に野党の指導者らを取り込んだものの、うち1人が辞任。さらに同国最大の労組も18日、「新内閣を認めない」との見解を示し、同労組出身の副交通相ら3人が政権から離脱すると明らかにした。与党の総退陣を求めるデモも続いており、予断を許さない状況だ。

 新政権は治安と秩序の回復や、憲法の規定では2カ月以内に行われる大統領選挙の準備と管理が主な任務。ただ、野党勢力は長年の抑圧で組織が壊滅状態のため、大統領選を6カ月後にするよう求めており、妥協が成立すれば任期が延びる可能性もある。

 暫定政権には地域開発相に就く民主進歩党のシェビ氏ら野党指導者3人が入閣。政府批判のブログを書いて逮捕されていた有名ブロガーのアマモウ氏を青年・スポーツ担当次官に起用するなど、野党勢力を一定程度取り込んだ「挙国一致内閣」となった。

 だが、同国では非合法とされるイスラム組織「ナハダ」などが排除された一方で、1999年から首相職にあるガンヌーシ氏や、フリア内相ら国家機能の根幹を担う主要6ポストはこれまでの与党・立憲民主連合(RCD)出身者が留任。「見せかけだけの連立」との批判が続いている。

 ロイター通信によると保健相に任命されたジャーファル氏が18日、離脱したと同氏の側近が述べた。チュニジア労働総連合も同日、「新政権を認めない」との見解を出し、労組出身の副交通相ら次官級3人が辞任すると表明した。また、指導者イブラヒム氏が高等教育相として入閣した「タジュディド(革新)」は同日、RCDの閣僚に党籍からの離脱を求める声明を出し、受け入れられなければイブラヒム氏は閣僚を辞任するとしている。

 首都チュニスでは18日、労組員やナハダ支持者らがそれぞれRCDの政治家全員の退陣を求めてデモを実施。「RCDは出て行け」と叫ぶデモ隊が内務省がある目抜き通りに入るのを止めるため、警官隊が催涙ガス弾を相次いで発砲した。市内中心部からは市民の姿が消え、大量の警察官が配置されている。

 デモに参加した教員組合のジャワド・ハリーファさん(46)は「首相も内相も外相もRCDのまま。大統領の首をすげ替えてやり過ごそうとしている。与党の政治家を退場させて政治を完全に改めるまでは、デモをやめない。弾圧の時代はもう終わったんだ」と話した。

 地元のジャーナリスト、ヒシャム・スヌーシ氏(50)は、市民の要求はとどまることなく、首相はさらなる内閣改造だけでなく総辞職を迫られる可能性もあるとみる。「今まで国民を弾圧していた政治家が民主主義を口にしても信用されない。一方で、市民にも自由選挙など民主的な政治の経験はない。しばらくは混乱が続くだろう」と話した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板