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国際政治・世界事情

1892名無しさん:2011/01/17(月) 22:09:26
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110117k0000e030023000c.html
チュニジア:新内閣発足へ 治安早期回復、最初の任務に
 【チュニス和田浩明】23年間の強権的支配を続けていたベンアリ政権が全国的反政府デモで崩壊したチュニジアのガンヌーシ首相は16日、組閣作業が進む新内閣に関し、17日にも発表されるとの見通しを国営テレビで示した。新政権の最初の任務は治安の早期回復になると指摘した。チュニジアでは16日も首都チュニス近郊の大統領宮殿で銃撃戦が発生するなど混乱が続いた。

 ガンヌーシ首相は新政権の見通しについて「交渉中の各勢力が高いレベルの協力を示してくれた」と説明、17日にも発足すると述べ、「チュニジアの歴史に新しいページを開く」と明言した。

 メバザア暫定大統領は各勢力の意向を反映した「挙国一致内閣」の形成を支持しており、与党・立憲民主連合(RCD)や野党勢力による連立政権が発足する見通しだ。

 最大の懸念材料である治安に関しては、「脅かす者は容赦しない」と述べ、厳しく取り締まりを行う意向を示した。チュニスなどでは略奪や小競り合いに備え、住民らが自警団を結成、警備にあたっている。

 首都北方15キロで古代都市国家の遺跡があるカルタゴの大統領宮殿では、失脚したベンアリ前大統領派とみられる民兵勢力が攻撃をしかけ、大統領警護隊や陸軍が応戦。戦闘は16日夜まで続いた模様だ。

 チュニスでも野党の本部や内務省付近で銃撃戦が発生。内務省近くでの交戦は散発的ながら約2時間続き、重火器も使用された。警備用とみられるヘリコプターも投入され、夜間まで上空を飛行していた。

 一方、米国のクリントン国務長官は16日、チュニジアのモルジャン外相に電話し、独裁体制からの転換を支持する姿勢を示した。その上で、責任ある早期の秩序回復を求め、自由や経済的機会の欠如といった問題への取り組みや民主的な選挙の必要性を強調した。

 また、告発サイト「ウィキリークス」が暴露した米外交公電で、ベンアリ前大統領とその家族らによる腐敗や、政権の私物化が明らかになったことが今回の大規模デモにつながったとの見方も広がり始めている。だが、クローリー米国務次官補(広報担当)は16日、前大統領らの縁故主義などに国民は公電以前から気付いていたとして「チュニジア(の政権崩壊)はウィキ革命ではない」と否定した。

 一方、チュニスで取材中に撃たれて死亡したとされたフランス人カメラマン(32)について、AP通信は仏外交当局者の話として、死亡でなく「重体」と報じている。


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