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国際政治・世界事情

1884名無しさん:2011/01/16(日) 22:06:46
http://mainichi.jp/select/world/news/20110117k0000m030048000c.html
チュニジア:内閣作り協議本格化 主要都市では略奪相次ぐ
 【チュニス和田浩明】23年に及ぶ独裁体制が崩壊したチュニジアの政変で、ガンヌーシ首相は16日、メバザア暫定大統領の指示に基づき、挙国一致内閣の樹立に向けた各党との協議を本格化した。混乱の早期収束を図る政治的な動きが加速する一方で、主要都市では略奪などが相次いでおり、情勢は依然として流動的だ。

 ガンヌーシ首相は15日以降、野党指導者や有力者を相次いで首相府に迎えるなどして、新内閣の構成や今後の選挙について協議を続けている。メバザア暫定大統領は「全国民が例外なく政治に参加できる」と強調。AFP通信によると、ベンアリ前大統領に非合法化されたイスラム系政党の在外指導者は滞在中の英国で「独裁の崩壊で国外にいる理由はなくなった。早急に帰国する」との見通しを示した。ただ実際には、イスラム系と、同じく非合法化されている共産系の両政党は組閣協議から除外された。

 首都チュニスでは商店や住宅を狙った略奪が相次いでいるほか、高級車が破壊されるなど、治安は混とんとしてきた。住民らは自警団を組織して対応している。ベンアリ前大統領の関連資産が狙われているともいわれ、主要な道路には兵士や戦車が展開して厳戒態勢を敷いている。AFP通信は病院関係者の話として、前大統領の妻のおいがナイフによる傷で14日に死亡していたと伝えた。刺殺かどうかなど詳細は不明だ。

 在チュニジア日本大使館は在留邦人175人全員の無事を確認した。夜間外出禁止令は依然続いており、多くの邦人は自宅やホテルに待避している。

 一方、北東部モナスティルの刑務所では15日、政情の混乱に乗じて脱獄しようとした服役囚がマットレスに火をつけ、火災に巻き込まれた42人が死亡した。暴動が起きた別の刑務所では、服役囚1000人が逃走したとの情報もある。

 今回の政変について、一部で「民衆蜂起が独裁を崩壊させた」との声が上がっており、インターネット上ではチュニジアを代表する花のジャスミンにちなみ「ジャスミン革命」と呼ばれ始めた。ベンアリ前大統領を事実上の亡命に追い込んだ一連の反政府デモは、インターネットの交流サイト「フェースブック」や簡易ブログ「ツイッター」などを通じて、若者を中心に拡大した経緯がある。


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