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国際政治・世界事情

1883名無しさん:2011/01/16(日) 22:03:28
http://www.asahi.com/international/update/0116/TKY201101160277.html
チュニジア首都厳戒、混乱続く 暫定政権へ連立協議(1/2ページ)2011年1月16日21時43分
 【カイロ=石合力】大規模な反政府デモで、ベンアリ大統領が国外に脱出したチュニジアで16日、暫定政権樹立に向けたガンヌーシ首相による野党側との連立協議が始まった。憲法規定に基づき、15日に暫定大統領に就任したムバッザア下院議長が首相に指示した。政権参加を認められていなかった野党側は暫定政権への参加に前向きだ。

 暫定大統領の就任でベンアリ氏は大統領としての権限を正式に失った。暫定政権は、憲法規定で60日以内に実施される大統領選に向けて、挙国一致内閣の樹立を目指すものだ。連立協議に参加した主要な野党勢力、民主進歩党のチェビ氏はガンヌーシ氏との協議後、記者団に対し、「国際監視団の下で6〜7カ月以内に(国会の)選挙を実施できるだろう」との見通しを示した。協議の中でガンヌーシ氏は、同党を含む野党3党に対して、政権への参加を要請したという。暫定政権の構成が複数の野党政党を含む連立になるのか、ベンアリ氏の与党立憲民主連合(RCD)主体になるのか、が焦点になる。AP通信によると、チェビ氏は「もし、RCD主体の政権になるならば、我々は危機を脱したとはいえない」と述べた。

 中東の衛星放送アルジャジーラなどによると、首都チュニス市内では16日、大規模デモは起きていない。人影もまばらで、主要道路や政府施設の周辺を中心に戦車や軍兵士が展開している。商店などはここ数日間、閉まったままで、食料品やガソリンなどの入手が難しくなっているという。

 しかし、民兵らによる商品の略奪や放火、車からの無差別乱射などが続いている。民兵らの実態は不明だが、ベンアリ氏の支持派や一部の警官、治安関係者が関与しているとの見方が大勢だ。内務省周辺を警戒している警官に対する銃撃もあったという。

 チュニス市内に住む陶工のワリド・ゴーザフさん(45)は朝日新聞の電話取材に対し「(治安部隊による)暴力は収まったが、略奪などがあり、若者らが自警団を組織して夜間も警戒に当たっている。食料を得るのは難しいが、住民らが助け合っている」と述べた。15日に起きた受刑者の釈放措置や脱獄などに伴う複数の刑務所での混乱では、これまでに57人が死亡、約千人が脱獄したとみられる。

 ベンアリ氏が国外脱出した14日に閉鎖されたチュニス国際空港は15日に再開されたが、再開便は一部に限られ、運航の乱れやキャンセルが続いている。戒厳令に基づく午後5時から午前7時までの夜間外出禁止措置は現在も継続している。


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