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国際政治・世界事情

1862チバQ:2011/01/13(木) 00:13:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011011102000023.html
スーダン「宗教共存」祈る 南部の黒人イスラム教徒
2011年1月11日 朝刊

10日、スーダン南部ジュバのモスクで、礼拝をする黒人イスラム教徒たち=内田康撮影


 【ジュバ(スーダン南部)=内田康】十日もスーダン南部で続いた分離・独立を問う住民投票で、南部の黒人社会では少数派のイスラム教徒も、独立支持の票を投じている。首都ハルツームの政府はアラブ系イスラム教徒が主導するが、南部のイスラム教徒たちは「黒人という理由から政府に差別された」と訴える。

 ジュバ中心部のモスク(イスラム教礼拝所)に隣接する「スーダン南部イスラム教徒協会」の事務所には「分離・独立」を訴える看板が掲げられていた。南部最大の黒人民族ディンカでイスラム教徒でもあるアブードさん(46)は事務所で「イスラム教徒であっても、政府は決して黒人にいい仕事を与えなかった」と嘆いた。

 スーダン南部ではキリスト教や各民族の伝統宗教を信仰する人たちが主流。地元記者によると、イスラム教徒は南部の15〜20%ほどで、ジュバには十三のモスクがある。二〇〇五年まで約二十年続いた南北内戦では黒人イスラム教徒も南部のスーダン人民解放軍(SPLA)に参加した。

 ただ、南部のキリスト教徒らの間でイスラム教といえば、敵対するハルツームの政権のイメージが強いのも事実。イスラム教徒で高校教師のジョゼフさん(56)は「『自爆テロ犯は北へ帰れ』と、ののしられたこともある」と打ち明けた。

 十五日まで続く住民投票は独立支持票が多数を占め、七月にも新国家が誕生する可能性が高い。ジョゼフさんは「各宗教が共存できる国になってほしい」と願っている。


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